LESSON 01

品詞が変わると文での役割も変わる

語族の形容詞と副詞を修飾先で選び分けよう

successful/successfully, careful/carefully, clear/clearlyなどを、名詞・主語の性質か、動作・説明の様子かという修飾先から選び分ける

語族の形容詞と副詞を修飾先で選び分けよう

このレッスンの役割

前のレッスンでは名詞と動詞を文の骨格から選びました。このレッスンでは、形容詞と副詞を「何を説明するか」で選び分けます。

目標は、名詞・主語の性質なら形容詞、動作・形容詞・副詞の様子や程度なら副詞と判断し、語族の正しい形を選べることです。

具体例:修飾先を矢印で結ぶ

形容詞 副詞 形容詞の例 副詞の例
successful successfully a successful event finished successfully
careful carefully a careful check checked carefully
clear clearly a clear answer answered clearly
quiet quietly a quiet room waited quietly

The careful student checked every answer carefully.

最初の careful は名詞 student、二つ目の carefully は動詞 checked を説明します。同じ中心でも矢印の行き先が違います。

例題:be動詞の後ろを判定する

The experiment was (successful / successfully).

was の後ろで主語 experiment の結果・性質を説明するので、形容詞 successful を選びます。

The students completed the experiment (successful / successfully).

こちらは completed の結果・様子を説明するため、副詞 successfully を選びます。

名詞の前に副詞が見える場合

a highly successful project

highly は名詞 projectを直接説明しません。successful の程度を高め、successful が projectを説明します。副詞 + 形容詞 + 名詞という二段の修飾です。

よくある間違い

-ly の方が長くて詳しそうだから、どこでも副詞を選ぶことです。The answer is clearly. では、answerの性質を説明したいので clear が必要です。

一方、She explained clearly. では説明する動作の様子なので副詞です。語尾ではなく修飾先を言葉にします。

自分で確かめよう

確認1:a clear answerでclearは何を説明しますか名詞answerの性質を説明する形容詞です。
確認2:answered clearlyでclearlyは何を説明しますか動詞answeredの方法・様子を説明する副詞です。
確認3:was successfullyが通常不自然なのはなぜですか主語の性質を説明する位置には形容詞successfulが必要だからです。

まとめと次の一歩

形容詞と副詞を修飾先から選び分けられました。次は、語形選択の誤答を「意味・位置・形」のどこで最初に崩れたか診断します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。