LESSON 01

反対・否定を表す語のつくり

in-・im-・il-・ir-を後ろの音とつづりでまとめよう

inactive, impossible, illegal, irregularを比べ、in-/im-/il-/ir-は後ろの音に合わせてつづりが変わる同系列の否定接頭辞だと整理する

in-・im-・il-・ir-を後ろの音とつづりでまとめよう

このレッスンの役割

前のレッスンでは dis- の反対・分離・取り消しを読みました。ここでは、見た目が四種類ある否定接頭辞を一つの仲間として整理します。

目標は、in- / im- / il- / ir- が別々の意味ではなく、後ろの音に合わせて姿を変えた仲間だと説明し、中心語を見つけられることです。

具体例:後ろの文字と組にして見る

後ろの文字の目安 中心
in- 基本の形 inactive, incorrect active, correct
im- m・p・bの前 immature, impossible mature, possible
il- lの前 illegal, illogical legal, logical
ir- rの前 irregular, irresponsible regular, responsible

四つとも、大まかには中心の性質を否定します。impossiblepossible ではない、illegallegal ではない、irregularregular ではないという組み立てです。

なぜ形が変わるのでしょう。後ろの音に近い場所で発音できるように、接頭辞の最後の音とつづりがなじんだためです。中学生の段階では、詳しい歴史より「後ろの文字を見る」と覚えれば十分です。

選ぶ手順

  1. 完成語から知っている中心語を探す。
  2. 中心語の最初の文字を見る。
  3. 否定接頭辞を外した意味が文脈に合うか確かめる。

It is impossible to finish this work in one minute.

中心は possible です。pの前なので im- となり、「一分で終えることは可能ではない」と読めます。in one minute が現実的でないことも文脈の支えです。

よくある間違い:inがいつも否定とは限らない

insideindoorin は「中に」という方向で、否定ではありません。見た目だけで決めず、外した中心と文全体の意味を確かめます。

おすすめの覚え方

四つの一覧を何度も唱えるより、possible → impossiblelegal → illegalregular → irregular のように中心語とのペアで声に出します。つづりを思い出すときは、中心の最初の文字も一緒に見ます。

自分で確かめよう

確認1:possibleの否定形がinpossibleではないのはなぜですかpの前ではin-のnがmになじみ、impossibleという形になるからです。
確認2:irregularの中心語は何ですかregularです。rの前なので否定接頭辞がir-の形になります。
確認3:insideのinを否定接頭辞と決めてよいですかいいえ。insideでは「中に」という意味なので、中心と文脈で判断します。

まとめと次の一歩

in- / im- / il- / ir- は、後ろの音とつづりに合わせて変わる否定の仲間です。次は、反対というより「その分類ではない・その性質がない」を示す non- を読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。