in-・im-・il-・ir-を後ろの音とつづりでまとめよう
このレッスンの役割
前のレッスンでは dis- の反対・分離・取り消しを読みました。ここでは、見た目が四種類ある否定接頭辞を一つの仲間として整理します。
目標は、in- / im- / il- / ir- が別々の意味ではなく、後ろの音に合わせて姿を変えた仲間だと説明し、中心語を見つけられることです。
具体例:後ろの文字と組にして見る
| 形 | 後ろの文字の目安 | 例 | 中心 |
|---|---|---|---|
| in- | 基本の形 | inactive, incorrect | active, correct |
| im- | m・p・bの前 | immature, impossible | mature, possible |
| il- | lの前 | illegal, illogical | legal, logical |
| ir- | rの前 | irregular, irresponsible | regular, responsible |
四つとも、大まかには中心の性質を否定します。impossible は possible ではない、illegal は legal ではない、irregular は regular ではないという組み立てです。
なぜ形が変わるのでしょう。後ろの音に近い場所で発音できるように、接頭辞の最後の音とつづりがなじんだためです。中学生の段階では、詳しい歴史より「後ろの文字を見る」と覚えれば十分です。
選ぶ手順
- 完成語から知っている中心語を探す。
- 中心語の最初の文字を見る。
- 否定接頭辞を外した意味が文脈に合うか確かめる。
It is impossible to finish this work in one minute.
中心は possible です。pの前なので im- となり、「一分で終えることは可能ではない」と読めます。in one minute が現実的でないことも文脈の支えです。
よくある間違い:inがいつも否定とは限らない
inside や indoor の in は「中に」という方向で、否定ではありません。見た目だけで決めず、外した中心と文全体の意味を確かめます。
おすすめの覚え方
四つの一覧を何度も唱えるより、possible → impossible、legal → illegal、regular → irregular のように中心語とのペアで声に出します。つづりを思い出すときは、中心の最初の文字も一緒に見ます。
自分で確かめよう
確認1:possibleの否定形がinpossibleではないのはなぜですか
pの前ではin-のnがmになじみ、impossibleという形になるからです。確認2:irregularの中心語は何ですか
regularです。rの前なので否定接頭辞がir-の形になります。確認3:insideのinを否定接頭辞と決めてよいですか
いいえ。insideでは「中に」という意味なので、中心と文脈で判断します。まとめと次の一歩
in- / im- / il- / ir- は、後ろの音とつづりに合わせて変わる否定の仲間です。次は、反対というより「その分類ではない・その性質がない」を示す non- を読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。