同じ形が別の品詞になる誤りを文脈で直そう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、語形・機能語・文の骨格を組み合わせて品詞を判断しました。今回は、light、change、presentなど、同じ綴りが複数の品詞になる語を使い、「この単語はいつもこの品詞」という思い込みを修正します。
目標は、最初に思い浮かんだ品詞や辞書の第一の意味が文の席に合わないとき、文型を取り直して別の品詞・語義へ修正できることです。
間違えないことより、証拠に合わせて早く直すことが今回の中心技能です。
lightは名詞・形容詞・動詞になる
The light filled the room.
Theの後ろでfilledの主語なので、lightは「光」を表す名詞です。
This bag is light.
isの後ろでbagの性質を説明するため、lightは「軽い」という形容詞です。
Please light the candle.
Pleaseの後ろでthe candleを目的語に取るため、lightは「火をつける」という動詞です。
綴りが同じでも、文の席と意味のまとまりが違います。
presentも席によって変わる
I received a present.
aの後ろでreceivedの目的語なので名詞です。
All members were present.
wereの後ろでmembersの状態を説明する形容詞です。
The students will present their ideas.
willの後ろでtheir ideasを目的語に取る動詞です。
「一語一品詞」から抜け出す
例題:最初の判断を修正する
Regular exercise can change your mood.
changeを「変化」という名詞だけで覚えていたとします。しかし、canの後ろにあり、your moodを目的語に取ります。この席では動詞です。「運動が気分を変える」と修正できます。
A sudden change in weather surprised us.
今度はAとsuddenに続き、surprisedの主語の中心です。名詞の「変化」です。
修正の手順は次のとおりです。
- 最初に浮かんだ意味を仮置きする。
- 前後の機能語と文型に合うか確かめる。
- 合わなければ別の品詞の可能性を出す。
- 文全体が自然につながる語義を選ぶ。
辞書の最初の意味に固定しない
辞書にはよく使う意味から並ぶことがありますが、本文が必ず第一の意味を使うとは限りません。品詞表示と例文を見て、その文の席に合う意味を選びます。
辞書を使わない推測でも、同じ手順で「この文では何の役割か」を優先します。
よくある間違い
知っている単語を見たときほど、確認せずいつもの意味を入れやすくなります。入れた意味で主語・動詞・目的語の関係が崩れたら、品詞を取り直してください。
また、一つの単語が複数の品詞を持つことを例外だと思わないようにします。英語ではよくあるため、文の席を読む技能が役立ちます。
自分で確かめよう
確認1:Please light the candle. のlightが動詞だと分かる理由は何ですか。
Pleaseの後ろで命令の中心になり、the candleを目的語に取っているからです。確認2:This bag is light. のlightは何を説明しますか。
主語This bagの性質を説明する形容詞で、「軽い」という意味です。確認3:知っている意味を入れて文が不自然になったら、どう直しますか。
前後の機能語と文型を確認し、別の品詞として使われていないか考え、席に合う語義へ修正します。まとめと次の一歩
同じ綴りでも、文の席によって名詞・動詞・形容詞などに変わります。知っている意味を答えにせず、文型に合う品詞・語義を選び直します。
次は、このセクションの技能を入試長文で統合し、必要な未知語だけを短時間で判断します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。