un-・in-・im-・dis- で否定の向きをつかもう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、語を接頭辞・語根・接尾辞へ分けました。今回は、un-、in-、im-、dis-が加える否定・反対・欠如の方向を使います。
目標は、語根の意味を先に確認し、否定接頭辞を加えて未知語の大まかな方向を絞り、細かな意味は文脈で決めることです。
例でつかむ:語根を先に見つける
The instructions were unclear, so many students asked questions.
unclear は un- + clear です。
- clear:明確な、分かりやすい
- un-:否定・反対
- unclear:明確ではない側
- 結果:多くの生徒が質問した
接頭辞と因果関係が一致するため、ここでは「分かりにくい、不明確な」と推測できます。
否定を表す形はいくつかある
| 接頭辞 | 例 | 大まかな方向 |
|---|---|---|
| un- | unfair, unknown | 〜でない、反対 |
| in- | incorrect, invisible | 〜でない |
| im- | impossible, impatient | 〜でない |
| dis- | disagree, disconnect | 反対、離す、しない |
im-はin-がp、b、mなどの前で音に合わせて変化した形です。入試では、形の違いより「語根に否定方向を加える」という働きが重要です。
語根から反対側へ動かす
単純な「not」だけではない場合
disconnected は、単に「connectではない」だけでなく「つながりが切れている、離れている」という状態を表します。unfold はfoldの反対動作で「広げる」です。
否定接頭辞は大まかな方向を示しますが、状態・反対動作・欠如のどれかは、主語、動詞、前後の説明で判断します。
in-がいつも否定とは限らない
inside や include のin-を、学習した否定のin-と機械的に同じ扱いにしてはいけません。語根と全体意味が否定方向になるか確認します。
よくある間違い
否定接頭辞を見て、語根を確認せず「悪い意味」と決めるのは誤りです。unknownは「知られていない」であり、必ず悪い評価ではありません。
また、接頭辞だけで一語の訳を決めると、dis-の「反対・離す・欠く」といった違いを失います。文中の動作と結果を確認します。
自分で確かめよう
確認1:unclearをどう分け、どんな方向を読みますか。
un-とclearに分け、「明確ではない側」と読みます。確認2:impossibleのim-はどんな働きですか。
possibleに否定を加え、「可能ではない」という方向を作ります。確認3:否定接頭辞だけで正確な意味を決められないのはなぜですか。
反対、欠如、状態、反対動作など細かな違いがあり、文脈で確認する必要があるからです。まとめと次の一歩
un-、in-、im-、dis-は、語根へ否定・反対・欠如の方向を加えます。語根を先に確認し、細かな意味は文脈で確かめます。
次は、re-が「再び」と「元の状態へ戻す」のどちらを表すか見分けます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。