LESSON 01

接頭辞・接尾辞を手がかりにする

un-・in-・im-・dis- で否定の向きをつかもう

un-、in-、im-、dis-が否定・反対・欠如を示す語で意味の向きを絞る

un-・in-・im-・dis- で否定の向きをつかもう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、語を接頭辞・語根・接尾辞へ分けました。今回は、un-、in-、im-、dis-が加える否定・反対・欠如の方向を使います。

目標は、語根の意味を先に確認し、否定接頭辞を加えて未知語の大まかな方向を絞り、細かな意味は文脈で決めることです。

例でつかむ:語根を先に見つける

The instructions were unclear, so many students asked questions.

unclearun- + clear です。

  1. clear:明確な、分かりやすい
  2. un-:否定・反対
  3. unclear:明確ではない側
  4. 結果:多くの生徒が質問した

接頭辞と因果関係が一致するため、ここでは「分かりにくい、不明確な」と推測できます。

否定を表す形はいくつかある

接頭辞 大まかな方向
un- unfair, unknown 〜でない、反対
in- incorrect, invisible 〜でない
im- impossible, impatient 〜でない
dis- disagree, disconnect 反対、離す、しない

im-はin-がp、b、mなどの前で音に合わせて変化した形です。入試では、形の違いより「語根に否定方向を加える」という働きが重要です。

語根から反対側へ動かす

否定接頭辞が語根の意味を反対方向へ動かす図 clear、possible、agreeの語根へun、im、disを付け、unclear、impossible、disagreeという否定・反対側へ移す。 clearpossibleagree un-im-dis- unclearimpossibledisagree語根を確認 → 否定方向へ動かす → 文脈で細かな意味を決める

単純な「not」だけではない場合

disconnected は、単に「connectではない」だけでなく「つながりが切れている、離れている」という状態を表します。unfold はfoldの反対動作で「広げる」です。

否定接頭辞は大まかな方向を示しますが、状態・反対動作・欠如のどれかは、主語、動詞、前後の説明で判断します。

in-がいつも否定とは限らない

insideinclude のin-を、学習した否定のin-と機械的に同じ扱いにしてはいけません。語根と全体意味が否定方向になるか確認します。

よくある間違い

否定接頭辞を見て、語根を確認せず「悪い意味」と決めるのは誤りです。unknownは「知られていない」であり、必ず悪い評価ではありません。

また、接頭辞だけで一語の訳を決めると、dis-の「反対・離す・欠く」といった違いを失います。文中の動作と結果を確認します。

自分で確かめよう

確認1:unclearをどう分け、どんな方向を読みますか。un-とclearに分け、「明確ではない側」と読みます。
確認2:impossibleのim-はどんな働きですか。possibleに否定を加え、「可能ではない」という方向を作ります。
確認3:否定接頭辞だけで正確な意味を決められないのはなぜですか。反対、欠如、状態、反対動作など細かな違いがあり、文脈で確認する必要があるからです。

まとめと次の一歩

un-、in-、im-、dis-は、語根へ否定・反対・欠如の方向を加えます。語根を先に確認し、細かな意味は文脈で確かめます。

次は、re-が「再び」と「元の状態へ戻す」のどちらを表すか見分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。