LESSON 01

指示語と代名詞をたどろう

these・those がまとめる複数の対象を探そう

these・thoseが前の列挙、複数名詞、複数の変化をまとめる範囲を取る

these・those がまとめる複数の対象を探そう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、thisとthatが名詞・出来事・考えのどれを指すか見分けました。今回は、複数形のtheseとthoseが、前の列挙や複数の変化をどこまでまとめるかを読みます。

目標は、一つの近い名詞だけでなく、同じ種類として並べられた複数の対象をすべて集め、these/thoseの位置へ戻せることです。

例でつかむ:列挙された複数をまとめる

The club bought balls, nets, and cones. These were stored in a new room.

These は直前のconesだけではなく、balls、nets、conesの三つをまとめて指します。複数形であり、三つともclubが買ったequipmentという同じまとまりです。

The club stored the balls, nets, and cones in a new room.

元の内容を戻すと自然です。

複数の変化をまとめる

The city added trees, widened sidewalks, and reduced car traffic. These changes made the street safer.

These changes は、treesだけではありません。「木を増やした・歩道を広げた・車の交通量を減らした」という三つの変化をまとめます。

後ろの made the street safer は、三つを組み合わせた結果です。一部だけを取ると筆者の説明範囲を狭めてしまいます。

同じまとまりに入るものを集める

theseが列挙された三つの対象をまとめて指す図 balls、nets、conesの三つをequipmentの集合として囲み、Theseから集合全体へ矢印を戻す。 club equipment のまとまりballsnetscones三つすべてをまとめる These複数形 近い一語ではなく、同じ役割で並ぶ複数の集合へ戻す

範囲を取る三つの確認

  1. these/thoseは複数なので、候補も複数か。
  2. 候補は同じ種類・役割で並んでいるか。
  3. すべてを戻したとき、後ろの動作や評価が自然に当てはまるか。

列挙の途中に説明が挟まっていても、同じ文法の形で並ぶ項目を拾います。

thoseが前の複数名詞を受ける場合

Coastal birds have longer wings than those living in forests.

those はpeopleではなく、前の複数名詞 birds を受けます。「森林に住むbirds」と補えば自然です。thoseの後ろの説明が、どの名詞を省略しているかを確認します。

よくある間違い

theseを直前のconesだけへ戻すと、複数形と合わず、列挙の一部を落とします。コンマやandで並ぶ同じ役割の項目をすべて集めます。

反対に、前の段落にある複数名詞を全部含めるのも広すぎます。後ろの動作・評価が共通して当てはまる最小の集合を選びます。

自分で確かめよう

確認1:balls, nets, and cones. These... のTheseは何を指しますか。balls、nets、conesの三つすべてをまとめて指します。
確認2:These changesは何をまとめますか。木を増やしたこと、歩道を広げたこと、車の交通量を減らしたことという三つの変化です。
確認3:those living in forestsのthoseは何を補いますか。前の複数名詞birdsを補い、「森林に住む鳥たち」と読みます。

まとめと次の一歩

theseとthoseは、同じ種類・役割で並ぶ複数の対象や変化をまとめます。単複、列挙の形、後ろの意味で集合の範囲を決めます。

次は、one、ones、anotherが繰り返しを避けて省略する名詞を補います。

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