LESSON 01

推測する語と飛ばす語を選ぼう

主語・動詞・補語・目的語の未知語を優先しよう

S・V・C・Oの中心にある未知語が文の骨格を止めるか判断し、修飾語より先に推測する

主語・動詞・補語・目的語の未知語を優先しよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、未知語を今必要・後で必要・今は不要へ分類しました。今回は、文の骨格を作るS・V・C・Oにある未知語を先に見つけます。

目標は、長い修飾語をいったん外し、「誰・何が、どうする・どんな状態で、何へ働くか」を止めている未知語へ優先的に時間を使えることです。

すべての名詞や動詞が同じ重要度ではありません。その文の中心を担当するかを確認します。

まず骨格だけにする

The recently developed system efficiently monitors air quality in crowded classrooms.

未知語がdeveloped、efficiently、monitors、crowdedだとします。

文の骨格はsystem monitors air qualityです。monitorsが分からないと、systemがair qualityへ何をするか読めません。最優先です。

recently developedはsystemを、efficientlyはmonitorsを、crowdedはclassroomsを説明する修飾語です。大意では後回しにできます。

Cの未知語も主語の状態を決める

The final result was inconclusive despite months of research.

骨格はresult was inconclusiveです。inconclusiveはCで、resultの評価を決めます。ここを飛ばすと研究結果がどうだったか分かりません。

months of researchは期間の補足です。まずCを「はっきりした結論に至らない状態」のように推測します。

骨格と修飾を分ける

長い英文からSVOの骨格を取り、中心動詞を優先する図 The recently developed system efficiently monitors air quality in crowded classroomsから、system・monitors・air qualityを骨格として残し、recently developed・efficiently・in crowded classroomsを修飾として後回しにする。 文を止める未知語は、骨格のどこにあるかで見つける The recently developed system efficiently monitors air qualityin crowded classrooms. S: systemV: monitorsO: air quality この三つで「仕組みが空気の質を何かする」 Vが不明なら最優先、修飾語は大意の後に戻る

例題:どの語から推測するか

A surprisingly mild winter disrupted the migration of several bird species.

未知語はmild、disrupted、migration、speciesです。

  1. SはA surprisingly mild winterです。
  2. Vはdisruptedです。
  3. Oはthe migrationです。
  4. speciesはbirdを分類する具体的な名詞です。
  5. 誰が何へ何をしたかを読むため、disruptedとmigrationを先に推測します。

後の文でbirds arrived at unusual timesとあれば、disruptedは移動の通常の流れを乱した方向、migrationは鳥の季節的な移動だと絞れます。

主語が長いときも中心語を探す

The rapid growth of online shopping has changed local delivery systems.では、主語の中心はgrowth、動詞はhas changedです。online shoppingの細かな語が未知でも、growthとchangedが分かれば変化の主張を読めます。

冠詞、前置詞、関係詞のまとまりを見て中心名詞を探します。

よくある間違い

文の先頭から未知語を順に調べると、最初の修飾語で時間を使い、中心動詞へ届きません。最初に文末まで見て、SとVを探してください。

また、動詞らしい語をすべて中心Vと決めないようにします。分詞や関係節の動詞ではなく、文全体を成立させるVを見つけます。

自分で確かめよう

確認1:system monitors air qualityの文でmonitorsを最優先する理由は何ですか。文の中心動詞で、systemがair qualityへ何をするかを決めるため、分からないと骨格が読めないからです。
確認2:result was inconclusiveでinconclusiveを飛ばせない理由は何ですか。SVCのCとしてresultの状態・評価を決め、研究結果の中心内容だからです。
確認3:長い文で未知語の優先度を決める最初の行動は何ですか。修飾語をいったん外し、文全体のS・V・C・Oの骨格を見つけます。

まとめと次の一歩

S・V・C・Oの未知語は、文の骨格と主張を止めるため優先します。修飾語は大意を取った後、必要に応じて戻ります。

次は、題名・見出し・段落冒頭・結論で繰り返される語を、文章全体の中心概念として優先します。

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