LESSON 01

説明や定義から意味をつかむ

定義と追加の具体例を分けよう

定義の必須条件と、その後の一例・背景・効果を区別する

定義と追加の具体例を分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、定義の始まりと終わりを区切りました。今回は、その後に続く具体例・効果・背景を、定義の必須条件と分けます。

目標は、一つの例を語の意味そのものだと思わず、「全てに共通する定義」と「理解を助ける一例」を別々に説明できることです。

例でつかむ:定義は全体、例はその中の一つ

Renewable energy is energy that comes from sources that are naturally replaced. For example, sunlight, wind, and flowing water can be used to produce it.

第一文が定義です。「自然に補われる源から得るエネルギー」と説明しています。第二文の太陽光・風・流水は、その定義に当てはまる例です。

「renewable energy = sunlight」とすると、風や水力を含められません。「自然に補われるエネルギー」という広い定義の中に、複数の例が入ります。

標識で役割を分けよう

標識 後ろの役割 読み方
means / is / refers to 定義 必須の種類と特徴
for example / for instance 具体例 定義に当てはまる一つ
such as 例の列挙 全てではない
this helps / as a result 効果・結果 意味ではなく働き

Insulation is material that slows the movement of heat. For example, wool can keep a house warm. This reduces the energy needed for heating.

material that slows the movement of heat が定義、wool が例、最後の文が効果です。

定義の集合とその中に入る具体例 自然に補われる源からのエネルギーという大きな定義の中に、sunlight、wind、flowing waterという複数の例が入る。 renewable energy の定義自然に補われる源から得るエネルギー sunlight wind flowingwater 一つの例だけを定義にしない

例は定義の理解を確かめるために使う

例を見たら、「なぜこの例が定義に当てはまるか」を説明します。風は自然に繰り返し生じるため、再び利用できる源です。この説明ができれば、例を暗記するだけでなく定義を使えています。

次のセクションでは、明示的な定義がなく、複数の例だけがある場合に共通点を探します。今は、定義が書かれている場合に例と分けることが中心です。

よくある間違い

最初に出た例だけを意味とすると、ほかの例を説明できません。また、効果を定義へ入れ、「家を暖かくするものなら全てinsulation」と広げすぎることがあります。

定義は種類と必須特徴、例はその条件に当てはまる一つ、効果は使った結果と区別します。

自分で確かめよう

確認1:renewable energy の定義は何ですか。自然に補われる源から得られるエネルギーです。
確認2:sunlight は定義ですか、例ですか。定義に当てはまる具体例の一つです。
確認3:wool can keep a house warm は insulation の定義そのものですか。いいえ。woolという例が断熱材として働く様子です。定義は熱の移動を遅くする材料です。

まとめと次の一歩

定義は全体に共通する種類と特徴、例はその中の一つ、効果は使った結果です。標識と包含関係を使って分けましょう。

次は種類だけ・特徴だけ・例だけを意味とする典型的な誤りを診断して直します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。