LESSON 01

推測する語と飛ばす語を選ぼう

入試長文で未知語への時間配分を実践しよう

入試型文章で未知語を分類し、重要語だけを推測・検証し、飛ばした語へ必要時に戻って設問根拠を説明する

入試長文で未知語への時間配分を実践しよう

このレッスンの役割と目標

このセクションでは、未知語を三分類し、文の骨格・中心概念・論理・設問を優先し、細部を安全に飛ばす方法を学びました。最後は入試型文章で、実際の時間配分と戻る判断を統合します。

目標は、未知語に○・△・/を付け、重要語だけを推測・検証し、指示語・因果・設問の合図で必要な語へ戻って答えの根拠を説明できることです。

正確な訳の数ではなく、限られた時間で主張と設問根拠を保てたかを評価します。

例でつかむ:入試型の文章

In many coastal towns, traditional seawalls are being supplemented by living shorelines. These projects use native plants, oyster reefs, and natural slopes to reduce wave energy. Although they require careful planning, living shorelines can protect homes while also providing habitat for wildlife. A pilot project in Harborview showed that the restored area remained stable after two severe storms.

未知語をsupplemented、native、oyster reefs、habitat、pilot、severeとします。

最初の分類

supplemented:最初の文の中心動詞で、traditional seawallsとliving shorelinesの関係を決める。○今推測。
native:plantsの種類を説明する。主張は読めるため△保留。
oyster reefs:列挙の一部。自然物の設備と大分類して/。
habitat:wildlifeへの効果を決める目的語。○今推測。
pilot:projectを説明するが、結果の大意には必須でない。△。
severe:stormsの程度。stableという結果の強さに関わるため、設問次第で戻る。

重要語を推測する

supplementedはtraditional seawalls are being supplemented by living shorelinesという受け身です。living shorelinesがseawallsを完全に置き換えるのではなく、後のalsoからも機能を追加・補う方向だと予測できます。

habitatはproviding habitat for wildlifeで、wildlifeへ提供されるものです。plantsやoyster reefsの話題から、生き物が暮らす場所・環境と絞れます。

時間配分を一覧にする

入試長文の未知語を推測・保留・スキップへ分類する表 supplementedとhabitatは主張に関わるため推測、native・pilot・severeは大分類で保留、oyster reefsは列挙の一部としてスキップし、設問が嵐の強さを問う場合はsevereへ戻る。 一語ごとに、使う時間と戻る条件を決める ○ 今推測supplementedhabitat関係・効果の中心30秒で検証 △ 保留nativepilot / severe種類・程度まで分かる設問で必要なら戻る / 一旦飛ばすoyster reefs自然な設備の一例大意を変えない 設問:two severe stormsの意味が必要 → severeへ↩

設問で戻る

設問:What evidence suggests that the pilot project was effective?

答えの中心はthe restored area remained stable after two severe stormsです。pilotは試験的な取り組み、severeは強い・激しい程度と戻って確認します。

「二度の激しい嵐の後も、修復された場所が安定していたこと」が効果の証拠です。

実戦の流れ

  1. 題名・見出しから話題を予測する。
  2. 各文の骨格を取り、未知語を○・△・/へ分類する。
  3. ○だけを品詞・論理・話題で30秒以内に推測する。
  4. 段落の主張を一文でまとめる。
  5. 設問を分類し、必要な△・/へ戻る。
  6. 答えには本文の語・数値・関係を根拠として入れる。

よくある間違い

最初の分類を正解だと思うと、設問で必要になったsevereへ戻れません。分類は読む目的に応じて更新する仮の判断です。

また、supplementedを調べるだけで満足せず、traditional seawallsとliving shorelinesがどんな関係かまで説明します。語義は本文の関係へ戻して使います。

自分で確かめよう

確認1:supplementedを最初に推測する理由は何ですか。最初の文の中心動詞で、従来の防波堤とliving shorelinesの関係を決め、文章の導入を理解するためです。
確認2:oyster reefsを一旦飛ばせる理由は何ですか。native plantsなどと並ぶ具体例の一つで、「自然な要素を使う」という主張を変えないからです。
確認3:設問を見た後でsevereへ戻る理由は何ですか。二度の嵐の強さが、restored areaがstableだった効果の証拠をどれだけ強くするかに関わるからです。
確認4:時間配分が成功したかを何で判断しますか。すべて訳せたかではなく、段落の主張と設問の根拠を保ち、重要語へ優先して時間を使えたかで判断します。

まとめと次の一歩

入試長文では、未知語を○・△・/へ分類し、中心語だけを推測します。指示語・因果・設問の合図で戻り、限られた時間で根拠ある答えを作ります。

次のセクションでは、これまでの全手がかりを複数段落と複合資料へ統合し、入試長文の未知語攻略を総合診断します。

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