LESSON 01

前後の知っている語を手がかりにする

入試文で近くの手がかりを統合しよう

未知語の前後3〜5語にある文法関係と語の相性を統合し、候補と根拠を説明する

入試文で近くの手がかりを統合しよう

このレッスンの役割と目標

このレッスンは「前後の知っている語を手がかりにする」セクションの仕上げです。小さな窓、主語と動詞、動詞と目的語、形容詞と名詞、程度語、前置詞、語の組み合わせを一つの入試形式の文章で使います。

目標は、未知語ごとに役立つ近接証拠を二つ以上選び、意味の候補と根拠を説明できることです。

例でつかむ:実戦で使う手順

  1. 未知語の前後3〜5語へ小さな窓を置く。
  2. 品詞と直接結びつく語を確認する。
  3. 主語・動詞・目的語・修飾語・前置詞の関係を読む。
  4. 候補を二つ以内にし、二つ以上の証拠へ照合する。
  5. 文全体へ戻し、話題や結果と矛盾しないか確かめる。

入試形式の文章を読もう

Protecting a Local Wetland

A group of students surveyed a wetland near their town. They recorded the birds and insects they observed and carefully measured the water level. Their data revealed a gradual decline in the number of frogs. The students then removed litter and planted native grass along the shore. Several months later, the frog population began to recover. The town praised the students for their persistent efforts.

surveyedgradualnativepersistent が未知語だとします。

surveyed

主語は生徒の集団、目的語は湿地です。次の文で鳥・昆虫を記録し、水位を測っています。「湿地を詳しく調べた・調査した」が複数の動作をまとめる候補です。

gradual

a gradual decline で、減少を説明する形容詞です。後の対策と数か月後の回復という時間の流れから、「急な」ではなく「少しずつ進む」減少と考えられます。

native

native grass で草の種類を説明し、along the shore に植えています。湿地を回復させる活動なので、「その地域にもともとある草」の候補が自然です。

persistent

persistent efforts で努力を説明し、町が praised しています。調査、清掃、植栽を続け、数か月後に成果が出たため、「あきらめず続けた」方向です。

入試文で未知語ごとに異なる近接証拠を選ぶ図 surveyedは主語と目的語、gradualは形容詞と時間、nativeは名詞と目的、persistentは名詞と評価を使って意味を絞る。 surveyed生徒 + 湿地記録・測定 gradualdeclineを説明時間の流れ nativegrassを説明湿地の回復 persistenteffortsを説明町が称賛 語ごとに役立つ証拠を二つ以上選ぶ候補を文全体へ戻して確認

設問へ使える精度まで絞ろう

語義選択なら、各候補を近くの証拠へ戻して比べます。文章の要旨を問うなら、「生徒が湿地を調査し、継続した回復活動で成果を上げた」とまとめればよく、全ての未知語を一語訳へ確定する必要はありません。

練習では証拠へ下線を引き、未知語と線で結びます。答え合わせでは「意味」だけでなく「使った関係」を確認します。

よくある間違い

全ての未知語へ同じ手がかりを使うと、品詞や文の役割に合いません。動詞なら主語・目的語、形容詞なら説明する名詞・程度語など、語ごとに選びます。

また、近くの一語だけで決めず、独立した証拠を二つ以上使います。衝突したら候補を保留し、窓を広げます。

自分で確かめよう

確認1:surveyed を「調査した」と考える証拠は何ですか。生徒が湿地を目的語にし、その後で生物を記録し水位を測ったことです。
確認2:persistent はどの語を説明し、どんな結果と結びつきますか。efforts を説明し、数か月続く活動、カエルの回復、町の称賛と結びつきます。
確認3:未知語ごとに同じ種類の証拠を使いますか。いいえ。品詞と役割に合わせ、動詞なら主語・目的語、形容詞なら名詞・程度・結果などを選びます。
確認4:このセクションを完了した状態は何ですか。未知語の前後から異なる種類の証拠を二つ以上選び、候補を作って文全体で検証できる状態です。

まとめと次の一歩

近くの手がかりは、語の役割に合わせて選びます。小さな窓で関係を読み、二つ以上の証拠で候補を比べ、文全体へ戻して確認します。

次のセクションでは、文中に「X means ...」「X is ...」のような明示的な説明や定義がある場合に、その範囲と中心を正確に読み取ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。