動作・性質・文全体を説明する副詞を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、形容詞が人や物の性質を説明することを学びました。今回は、動作の様子、性質の程度、文全体への話し手の見方を加える副詞の席を探します。
目標は、未知語が動詞・形容詞・別の副詞・文全体を説明しているかを確かめ、「どのように・どの程度・いつ・どこで・どんな見方で」に関係する意味へ絞れることです。
副詞は置かれる場所が一つではありません。語尾だけで覚えず、「何を説明しているか」へ矢印を引くつもりで読んでください。
動作の様子を説明する
The nurse spoke gently to the child.
gentlyはspokeという動作を説明し、「どのように話したか」に答えます。nurseとchildという場面から、話し方の強さや態度に関係する語だと予測できます。
The door suddenly opened.
suddenlyはopenedの起こり方を説明します。動詞の前にも副詞が置かれることがあります。
形容詞や副詞の程度を説明する
The water was extremely cold.
extremelyはcoldの程度を強めています。「どのくらいcoldか」に答える副詞です。
The runner moved surprisingly quickly.
quicklyはmovedの様子を、surprisinglyはquicklyの程度や話し手の受け止め方を説明します。副詞が別の副詞を説明することもあります。
文全体への見方を加える
Fortunately, no one was hurt.
Fortunatelyは一つの動作だけでなく、「誰もけがをしなかった」という文全体を、幸運なこととして見ています。文頭のコンマも手がかりです。
矢印の先を見つけよう
-lyは便利だが決定打ではない
多くの副詞はquickly、carefully、quietlyのように-lyで終わります。しかしfriendly、lovely、lonelyは形容詞です。また、fast、hard、oftenのように-lyがない副詞もあります。
語尾は候補を出す手がかりです。最終的には、その語が何を説明しているかで確認します。
例題:hardを位置で判断する
The exam was hard.
hardはwasの後ろでexamの性質を説明する形容詞です。
Mia studied hard for the exam.
今度のhardはstudiedの様子や程度を説明する副詞です。同じ形でも、座る席によって品詞と意味の働きが変わります。
よくある間違い
-lyで終わる語をすべて副詞と決めると、friendlyを誤ります。a friendly teacherのように名詞teacherを説明するなら形容詞です。
また、副詞は動詞の後ろにしか来ないと思うと、suddenly openedやFortunately, ...を見落とします。位置ではなく、説明の矢印の先を確認します。
自分で確かめよう
確認1:The nurse spoke gently. でgentlyは何を説明しますか。
動詞spokeを説明し、どのように話したかという動作の様子を表します。確認2:extremely coldでextremelyの役割は何ですか。
形容詞coldの程度を強める副詞です。確認3:friendlyを-lyだけで副詞と決められない理由は何ですか。
a friendly personのように名詞を説明する形容詞だからです。語尾だけでなく、何を説明するかを見る必要があります。まとめと次の一歩
副詞は、動作・性質・別の副詞・文全体を説明します。-lyは候補を出す手がかりにし、説明の矢印の先で役割を確かめます。
次は、ここまで見分けた品詞をSV・SVC・SVOの骨格へ置き、未知語の役割をさらに絞ります。
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