re- で「再び」と「元へ」を見分けよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、否定接頭辞が語根の意味を反対方向へ動かすことを学びました。今回は、re-が動作を「再び行う」のか、「元の状態・場所へ戻す」のかを文脈から判断します。
目標は、re-を見つけたら語根と主語の動作を確認し、「再実行」と「回復・戻る」の仮説を作れることです。
例でつかむ:再び行うre-
The students reread the final paragraph.
reread は re- + read です。readという動作をもう一度行うため、「読み直した」となります。
The town reused old bricks in the new park.
reuse はold bricksをもう一度useするので、「再利用した」です。
元の状態へ戻すre-
Volunteers restored the damaged garden.
restore は単純にstoreを再び行う意味ではありません。damaged gardenを元の良い状態へ戻す文脈なので、「修復した、回復させた」です。
The forest gradually recovered after the fire.
recovered は火事前の健全な状態へ戻る方向です。
二つの方向を文脈で選ぶ
reで始まるすべての語に使えるわけではない
ready、real、reason などは、先頭がreでも「再び」という意味にはなりません。残りの部分ady、al、asonを語根として説明できないためです。
一方、rereadはread、reuseはuseという明確な語根が残り、re-の意味を加えると文脈に合います。
よくある間違い
re-をすべて「再び」と訳すと、restoreを「再び保管する」と誤解します。文が元の状態への回復を述べていないか確認します。
また、reで始まる語を全部分解するのも誤りです。残りに意味ある語根があり、全体の意味がre-の働きで説明できるか確かめます。
自分で確かめよう
確認1:rereadのre-はどんな意味ですか。
readという動作を再び行う意味で、「読み直す」です。確認2:restoreでre-を単純に「再び」と訳さない理由は何ですか。
damagedなものを元の良い状態へ戻す文脈であり、「修復・回復」の方向だからです。確認3:readyをre-とadyに分けない理由は何ですか。
adyが意味ある語根として働かず、re-の意味を加えてready全体を説明できないからです。まとめと次の一歩
re-は、同じ動作を再び行う場合と、元の状態・場所へ戻す場合があります。語根と前後の状態変化で見分けます。
次は、pre-、post-、fore-から、時間や位置の前後関係を読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。