LESSON 01

接頭辞・接尾辞を手がかりにする

re- で「再び」と「元へ」を見分けよう

rebuild、reuse、returnなどでre-が再実行・元の状態への移動を示すか文脈から判断する

re- で「再び」と「元へ」を見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、否定接頭辞が語根の意味を反対方向へ動かすことを学びました。今回は、re-が動作を「再び行う」のか、「元の状態・場所へ戻す」のかを文脈から判断します。

目標は、re-を見つけたら語根と主語の動作を確認し、「再実行」と「回復・戻る」の仮説を作れることです。

例でつかむ:再び行うre-

The students reread the final paragraph.

rereadre- + read です。readという動作をもう一度行うため、「読み直した」となります。

The town reused old bricks in the new park.

reuse はold bricksをもう一度useするので、「再利用した」です。

元の状態へ戻すre-

Volunteers restored the damaged garden.

restore は単純にstoreを再び行う意味ではありません。damaged gardenを元の良い状態へ戻す文脈なので、「修復した、回復させた」です。

The forest gradually recovered after the fire.

recovered は火事前の健全な状態へ戻る方向です。

二つの方向を文脈で選ぶ

re-の再実行と元の状態への回復を分ける図 左ではreadを二回行うreread、右ではdamaged gardenをhealthy gardenへ戻すrestoreを示す。 再び行うreadrereadもう一度読むre- 元の状態へ戻すdamagedgardenhealthygardenrestore 同じ動作をもう一度reread・reuse・rewrite元の状態・場所へrestore・recover・return語根だけでなく、前後の状態変化を見て選ぶ

reで始まるすべての語に使えるわけではない

readyrealreason などは、先頭がreでも「再び」という意味にはなりません。残りの部分ady、al、asonを語根として説明できないためです。

一方、rereadはread、reuseはuseという明確な語根が残り、re-の意味を加えると文脈に合います。

よくある間違い

re-をすべて「再び」と訳すと、restoreを「再び保管する」と誤解します。文が元の状態への回復を述べていないか確認します。

また、reで始まる語を全部分解するのも誤りです。残りに意味ある語根があり、全体の意味がre-の働きで説明できるか確かめます。

自分で確かめよう

確認1:rereadのre-はどんな意味ですか。readという動作を再び行う意味で、「読み直す」です。
確認2:restoreでre-を単純に「再び」と訳さない理由は何ですか。damagedなものを元の良い状態へ戻す文脈であり、「修復・回復」の方向だからです。
確認3:readyをre-とadyに分けない理由は何ですか。adyが意味ある語根として働かず、re-の意味を加えてready全体を説明できないからです。

まとめと次の一歩

re-は、同じ動作を再び行う場合と、元の状態・場所へ戻す場合があります。語根と前後の状態変化で見分けます。

次は、pre-、post-、fore-から、時間や位置の前後関係を読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。