LESSON 01

文の話題と語の役割をつかもう

未知語が中心か細部か見分けよう

話題との近さ、反復、文の骨格、設問との関係から未知語の重要度を判断する

未知語が中心か細部か見分けよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、文の骨格と詳しい説明を分けました。今回は文章全体へ視野を広げ、未知語が話題の中心なのか、保留できる細部なのかを判断します。

目標は、語の長さや難しそうな見た目ではなく、「話題との近さ」「繰り返し」「文の骨格」「設問との関係」という四つの根拠で重要度を決められることです。

例でつかむ:四つの観点で重要度を見る

観点 中心に近いサイン 細部に近いサイン
話題 題名や段落の主題を表す 一回だけの例や飾り
繰り返し 同じ語や言い換えが続く 一度しか現れない
骨格 主語・動詞・目的語など 場所や見た目の補足
設問 答えの根拠に直接関わる 問われていない

一つだけで断定せず、複数のサインを合わせます。繰り返される語でも、毎回ただの場所名なら中心ではないことがあります。

文章中の二つの未知語を比べよう

City parks can reduce urban heat. Trees provide shade, and plants release water into the air. This cooling effect is especially valuable during heat waves. Some parks also have decorative fountains near their entrances.

coolingdecorative が未知語だとします。

cooling は、題名になりそうな「都市の暑さを減らす」話題と近く、This ... effect として前の二文をまとめています。文章の中心に近い語です。「温度を下げるような」と意味を絞る価値があります。

decorative は噴水の特徴を説明する形容詞で、一度だけ現れます。公園が暑さを減らす仕組みを問う設問なら、「噴水のある特徴」と保留しても答えられます。

未知語の重要度を四観点で判断する天びん 話題、反復、骨格、設問との関係が多いほど中心側へ、関係が少ないほど細部側へ判断する。 中心に近い話題・反復・骨格・設問 細部に近い一度だけ・補足・非対象 coolingdecorative 語の見た目ではなく、文章内の働きで比べる

設問が変われば重要度も変わる

もし設問が「公園の入り口付近にあるものを説明しなさい」なら、噴水と decorative の周辺が必要になります。文章だけで固定された重要度ではなく、読む目的によって「今、中心として扱う部分」が変わります。

したがって、最初の一読では文章全体の中心を見つけ、設問を解くときに必要な細部へ戻ります。この二段階にすると、細部へ時間を使いすぎず、必要な情報も落としません。

よくある間違い

長くて見慣れない語ほど重要だと思うのは誤りです。固有名詞や装飾を表す長い語は、話題に影響しないことがあります。反対に、notonlycause のような短い語が結論を変える場合があります。

また「二回出たから中心」と回数だけで決めません。何を表し、骨格や設問とどう結びつくかまで確認します。

自分で確かめよう

確認1:未知語の重要度を決める四つの観点は何ですか。話題との近さ、繰り返し、文の骨格での役割、設問との関係です。
確認2:例文で cooling が中心に近いのはなぜですか。都市の暑さを減らすという話題をまとめ、前の説明全体を受ける効果を表しているからです。
確認3:decorative はいつも無視してよいですか。いいえ。文章の大意には影響が小さくても、噴水の特徴を問う設問なら必要な細部になります。

まとめと次の一歩

未知語が中心か細部かは、話題、反復、骨格、設問との関係を組み合わせて決めます。見た目の難しさや出現回数だけでは判断しません。

次は代名詞や言い換えを含め、同じ話題を指す語を一つのグループとしてまとめます。

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