定義を知らせる標識を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、未知語の近くにある語の関係から意味を推測しました。今回は、筆者が未知語の意味を本文中で直接説明している場合に、その入口を見つけます。
目標は、means だけでなく、refers to、is called、コロン、コンマ、括弧、ダッシュなどを「ここから説明が始まる」という標識として発見できることです。
例でつかむ:定義は言葉と記号の両方で示される
| 標識 | 形 | 読み方 |
|---|---|---|
| means / refers to | X means Y | Xの意味はY |
| is / is called | X is Y / Y is called X | Xの説明と名前を結ぶ |
| コロン | X: Y | YがXを詳しく説明する |
| コンマ・ダッシュ | X, Y, ... / X — Y — ... | YがXの補足説明になる |
| 括弧 | X (Y) | Yが短い説明や別名になる |
全ての is やコンマが定義ではありません。未知語の直後に、その語が「何の一種か」「どんな特徴を持つか」が続くかを確かめます。
例文で標識を囲もう
Nocturnal means active during the night.
means が定義の標識です。nocturnal と active during the night を等号の両側のように結べます。
Some animals hibernate — remain inactive for a long period during winter — to save energy.
ダッシュにはさまれた remain inactive ... が hibernate の説明です。means がなくても、ダッシュが説明の範囲を示しています。
The forest has a dense canopy (a layer formed by the tops of trees).
括弧内は canopy を「木の上部でできる層」と説明しています。
標識を見つけたら範囲を仮囲いする
標識に丸をつけ、未知語と説明を線で結びます。ダッシュや括弧には終わりが見えるので、説明の範囲も囲みます。この段階では説明を日本語へ完璧に訳す必要はありません。
まず「直接の説明がある」と気づけば、語のつづりや感覚だけで推測するより強い証拠を使えます。
よくある間違い
定義は必ず means で始まると思うと、句読点で示された説明を見落とします。言葉と記号の両方を探しましょう。
反対に、全てのコンマや is を定義とするのも誤りです。前後を入れ替えても同じ対象を説明しているか、「何の一種か・どんな特徴か」が述べられているかを確認します。
自分で確かめよう
確認1:定義を知らせる言葉の標識を二つ挙げてください。
means、refers to、is called などがあります。確認2:hibernate の例で説明の範囲を示すものは何ですか。
二つのダッシュが、remain inactive ... during winter という説明の始まりと終わりを示します。確認3:コンマがあれば必ず定義ですか。
いいえ。未知語と補足が同じ対象を指し、種類や特徴を説明しているかを確認します。まとめと次の一歩
定義の入口は means だけではありません。言葉、コロン、コンマ、ダッシュ、括弧を標識として探し、未知語と説明の範囲を仮に結びます。
次は、最も分かりやすい X means Y と X refers to Y の形で、XとYを取り違えずに定義の中心を読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。