LESSON 01

言い換えを見つけよう

言い換えられる二つの範囲を対応させよう

標識の前後で、どの語句・節・文が同じ内容を表すか範囲を正確に対応させる

言い換えられる二つの範囲を対応させよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、言い換えを知らせる標識を見つけました。今回は、その標識の前後で、どこからどこまでが同じ内容を表しているかを区切ります。

目標は、標識に最も近い一語だけ、または段落全体を機械的に対応させず、文の骨格と意味から二つの範囲を線で結べることです。

例でつかむ:語と語ではなく、まとまりとまとまりを見る

The town decided to restrict vehicle access to the center. In other words, only buses and emergency vehicles would be allowed to enter during the day.

前の範囲は restrict vehicle access to the center、後ろは only buses and emergency vehicles would be allowed to enter during the day です。

restrictonly だけが対応するのではありません。「中心部へ入れる車両を制限する」という一つの内容が、後ろの具体的な規則で言い直されています。

範囲を決める三段階

  1. 前の文の主語・動詞・対象を取る。
  2. 後ろの文で同じ対象と変化を探す。
  3. 背景・理由・追加結果を対応範囲から外す。
前の内容 後ろの内容 対応
vehicle access buses and emergency vehicles enter 車両の進入
restrict only ... allowed 制限する
to the center enter 中心部へ入る
二つの言い換え範囲を部分対応で結ぶ図 restrict vehicle access to the centerと、only buses and emergency vehicles would be allowed to enterを三つの対応関係で結ぶ。 前の表現restrictvehicle accessto the center 後ろの言い換えonly ... allowedbuses / emergency vehiclesenter 中心内容の対応範囲を結ぶ

後ろが詳しくても中心は同じ

言い換えは同じ長さである必要はありません。後ろの方が対象や条件を具体化することがあります。その場合、共通する中心と追加された詳細を分けます。

上の例では during the day は後ろで追加された時間条件です。restrict の中心意味を考える手がかりにはなりますが、前の一語と完全に同じ範囲ではありません。

よくある間違い

標識の直前の center と直後の only だけを対応させると、品詞も役割も合いません。主語・動詞・対象のまとまりで見ます。

また、段落全体を対応させると、理由や結果まで語義に混ざります。中心内容と追加情報を区別しましょう。

自分で確かめよう

確認1:restrict vehicle access に対応する後ろの中心内容は何ですか。only buses and emergency vehicles would be allowed to enter、つまり入れる車両を限定することです。
確認2:during the day はrestrictそのものの意味ですか。いいえ。後ろの説明で追加された時間条件です。
確認3:なぜ一語ずつではなくまとまりで対応させますか。言い換えは語数や文の形が違っても、主語・動作・対象を含む同じ中心内容を表すからです。

まとめと次の一歩

言い換えの前後では、主語・動作・対象から中心範囲を取り、対応する部分を線で結びます。理由・条件・結果など追加情報は分けます。

次は、二つの表現の品詞と文中での仕事が本当に対応しているかを確かめます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。