LESSON 01

原因と結果から意味を考える

原因と結果を知らせる標識を見つけよう

because、so、therefore、as a result、lead to、result fromなどの因果標識を発見する

原因と結果を知らせる標識を見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のセクションでは、対比が示す違いから未知語を読みました。今回からは、「なぜ起きたか」という原因と、「そのため何が起きたか」という結果を手がかりにします。

このレッスンの目標は、because、so、therefore、as a result、lead to、result fromなどを見つけ、因果関係を読む準備ができることです。まだ標識だけで意味を断定しません。

例でつかむ:標識は因果関係への入口

The road was icy, so the bus moved slowly.

so は、前の出来事を受けて結果を示します。

  • 原因:道路が凍っていた。
  • 結果:バスがゆっくり進んだ。

次の文は語順が変わります。

The bus moved slowly because the road was icy.

because の後ろに原因が置かれています。英文の先に書かれた方が原因とは限りません。標識の働きを見て判断します。

よく出る因果標識を整理する

標識 近くに置かれるもの
because / since 原因 because the road was icy
due to 原因となる名詞句 due to heavy snow
so / therefore 結果 so the bus was late
as a result 結果 As a result, schools closed.
cause / lead to / result in 後ろに結果 Ice caused delays.
result from / be caused by 後ろに原因 Delays resulted from ice.

同じ因果関係でも、標識によって原因と結果の置かれる場所が違います。見つけた標識に丸をつけ、原因にはC、結果にはEと書く練習が有効です。

標識ごとに矢印の読み方が変わる

becauseとsoで原因と結果の語順が変わる図 上段では原因のicy roadからsoを通ってslow busへ進み、下段ではslow busが先に書かれてもbecauseの後ろのicy roadが原因であることを示す。 so:原因のあとに結果road was icy(原因)sobus moved slowly(結果) because:結果が先でも、後ろが原因bus moved slowly(結果)becauseroad was icy(原因)因果の矢印は 原因 → 結果

標識があっても範囲を確かめる

The lake became polluted because waste from nearby factories entered the water.

because が原因を導きますが、原因は隣の waste 一語だけではありません。「近くの工場からの廃棄物が水に入った」という節全体です。結果は「湖が汚染された」です。

未知語 polluted は、原因となる出来事と後の説明から「汚れた、有害な物質が入った」側と予測できます。正確な意味は、次のレッスン以降で範囲と向きを確かめて絞ります。

よくある間違い

接続語を日本語に訳せただけで読み終えると、未知語推測に使えません。標識を見つけたら、原因と結果を別々に囲みます。

また、文の先頭にある出来事を原因だと思い込むのも誤りです。becauseの文では結果が先に書かれることがあります。

自分で確かめよう

確認1:The road was icy, so the bus moved slowly. の原因と結果は何ですか。原因は道路が凍っていたこと、結果はバスがゆっくり進んだことです。
確認2:becauseの後ろには何が置かれることが多いですか。「なぜ起きたか」を表す原因の節が置かれます。
確認3:因果標識を見つけた直後にすることは何ですか。原因と結果の範囲を分け、原因から結果へ矢印を引く準備をします。

まとめと次の一歩

因果標識は、原因と結果の関係を探す入口です。標識によって原因・結果の置かれる場所が変わるため、語順ではなく働きを見ます。

次は、二つの範囲を正確に取り、原因から結果へ矢印を引きます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。