LESSON 01

品詞と文型から意味を絞ろう

SVOO・SVOCで「人に物を」「対象を状態に」を読もう

SVOOの受け手と内容、SVOCの目的語とその説明の関係から未知語の意味範囲を絞る

SVOO・SVOCで「人に物を」「対象を状態に」を読もう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、SV・SVC・SVOの骨格から未知語の役割を絞りました。今回は目的語が二つに見える文を扱います。SVOOは「誰に・何を」、SVOCは「対象を・どんな状態に」という関係です。

目標は、動詞の後ろの二つの要素を見て、受け手と内容なのか、対象とその説明なのかを判断し、未知語の意味の範囲を絞れることです。

記号の並びを覚えるより、二つの要素の関係を矢印やイコールで確認してください。

SVOOは「人に物を」

The guide offered us shelter.

骨格はguide offered us shelterです。usは受け手、shelterは渡される内容です。offerが未知語でも、guideがusへshelterを届ける種類の動作だと分かります。

SVOOでは、多くの場合、最初のOが人や受け手、次のOが物・情報・機会などの内容です。

The teacher taught us patience.

usが学ぶ人、patienceが教えられる内容です。「人に何を」という関係を先に読むと、未知語があっても役割を失いません。

SVOCは「O = C」

The news made everyone anxious.

骨格はnews made everyone anxiousです。everyoneがO、anxiousがCで、知らせの結果everyone = anxiousになりました。

The students painted the wall bright yellow.

the wallがO、bright yellowがCです。塗った結果、wall = bright yellowという状態になります。

二つのOか、OとCか

SVOOとSVOCの二つの要素の関係 SVOOではguideからusへshelterが渡り、SVOCではnewsがeveryoneをanxiousな状態にする。前者は受け手と内容、後者は目的語とその説明である。 動詞の後ろの二要素を、関係で見分ける SVOO guide us shelter usに shelterを受け手 ≠ 内容 SVOC news everyone anxious everyone = anxious対象とその状態 「渡る」のか、「同じ人・物を説明する」のかを確かめる

例題:未知語の役割を絞る

The long walk left the children exhausted.

  1. SはThe long walkです。
  2. Vはleftです。
  3. Oはthe childrenです。
  4. exhaustedはchildrenの歩いた後の状態です。
  5. children = exhaustedなのでSVOCです。
  6. exhaustedは疲れに関係する形容詞だと絞れます。

leftを「去った」とだけ覚えていると読みにくい文ですが、文型上は「子どもたちをある状態にした」という関係です。

すべての動詞が同じ文型を取るわけではない

動詞によって作れる骨格は違います。give、show、tellはSVOOを作りやすく、make、keep、callはSVOCを作りやすい語です。ただし、語だけで決めず実際の文の関係を確認します。

よくある間違い

動詞の後ろに名詞が二つあれば、すべてSVOOだと考えるのは誤りです。SVOCでは二つ目の要素が最初のOを説明し、O = Cになります。

また、SVOOの二つのOを同じ役割だと思わないようにします。受け手と渡される内容を区別すると、未知の動詞も「与える・伝える・見せる」方向へ絞れます。

自分で確かめよう

確認1:The guide offered us shelter. でusとshelterはどんな関係ですか。usが受け手、shelterが提供される内容です。二つは同じものではありません。
確認2:The news made everyone anxious. でeveryoneとanxiousはどんな関係ですか。知らせの結果everyoneがanxiousな状態になり、everyone = anxiousというOとCの関係です。
確認3:The walk left the children exhausted. がSVOCだと分かる理由は何ですか。exhaustedがthe childrenの結果の状態を説明し、children = exhaustedになるからです。

まとめと次の一歩

SVOOは受け手と内容、SVOCは対象とその説明の関係です。「人に物を」と「O = C」を比べると、未知語の働きを絞れます。

次は、複数形・時制・分詞などの語形変化と、冠詞・助動詞・前置詞を組み合わせて品詞候補を減らします。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。