SVOO・SVOCで「人に物を」「対象を状態に」を読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、SV・SVC・SVOの骨格から未知語の役割を絞りました。今回は目的語が二つに見える文を扱います。SVOOは「誰に・何を」、SVOCは「対象を・どんな状態に」という関係です。
目標は、動詞の後ろの二つの要素を見て、受け手と内容なのか、対象とその説明なのかを判断し、未知語の意味の範囲を絞れることです。
記号の並びを覚えるより、二つの要素の関係を矢印やイコールで確認してください。
SVOOは「人に物を」
The guide offered us shelter.
骨格はguide offered us shelterです。usは受け手、shelterは渡される内容です。offerが未知語でも、guideがusへshelterを届ける種類の動作だと分かります。
SVOOでは、多くの場合、最初のOが人や受け手、次のOが物・情報・機会などの内容です。
The teacher taught us patience.
usが学ぶ人、patienceが教えられる内容です。「人に何を」という関係を先に読むと、未知語があっても役割を失いません。
SVOCは「O = C」
The news made everyone anxious.
骨格はnews made everyone anxiousです。everyoneがO、anxiousがCで、知らせの結果everyone = anxiousになりました。
The students painted the wall bright yellow.
the wallがO、bright yellowがCです。塗った結果、wall = bright yellowという状態になります。
二つのOか、OとCか
例題:未知語の役割を絞る
The long walk left the children exhausted.
- SはThe long walkです。
- Vはleftです。
- Oはthe childrenです。
- exhaustedはchildrenの歩いた後の状態です。
- children = exhaustedなのでSVOCです。
- exhaustedは疲れに関係する形容詞だと絞れます。
leftを「去った」とだけ覚えていると読みにくい文ですが、文型上は「子どもたちをある状態にした」という関係です。
すべての動詞が同じ文型を取るわけではない
動詞によって作れる骨格は違います。give、show、tellはSVOOを作りやすく、make、keep、callはSVOCを作りやすい語です。ただし、語だけで決めず実際の文の関係を確認します。
よくある間違い
動詞の後ろに名詞が二つあれば、すべてSVOOだと考えるのは誤りです。SVOCでは二つ目の要素が最初のOを説明し、O = Cになります。
また、SVOOの二つのOを同じ役割だと思わないようにします。受け手と渡される内容を区別すると、未知の動詞も「与える・伝える・見せる」方向へ絞れます。
自分で確かめよう
確認1:The guide offered us shelter. でusとshelterはどんな関係ですか。
usが受け手、shelterが提供される内容です。二つは同じものではありません。確認2:The news made everyone anxious. でeveryoneとanxiousはどんな関係ですか。
知らせの結果everyoneがanxiousな状態になり、everyone = anxiousというOとCの関係です。確認3:The walk left the children exhausted. がSVOCだと分かる理由は何ですか。
exhaustedがthe childrenの結果の状態を説明し、children = exhaustedになるからです。まとめと次の一歩
SVOOは受け手と内容、SVOCは対象とその説明の関係です。「人に物を」と「O = C」を比べると、未知語の働きを絞れます。
次は、複数形・時制・分詞などの語形変化と、冠詞・助動詞・前置詞を組み合わせて品詞候補を減らします。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。