文章の話題を一文で言ってみよう
このレッスンの役割と目標
前のセクションでは、未知語があっても止まらずに読む方法を学びました。ここからは、未知語が文章の中でどんな役割を持つかを見分けます。その最初の土台が「この文章は主に何について述べているか」をつかむことです。
目標は、細かな内容を全て訳す前に、文章の話題を「何について、何を述べている文章か」という一文で表せることです。
例でつかむ:話題は一語ではなく一文で表そう
「環境」「学校」のような一語だけでは、文章の方向が分かりません。次の形を使います。
この文章は、[何について]、[どんなことを述べている]文章である。
例えば、次の英文を読みます。
Many students at Green Hill School used to leave their lights on after class. The student council began a weekly energy check. Within two months, the school reduced its electricity use by fifteen percent.
「学校」だけでは広すぎます。「Green Hill School の生徒が、定期的な確認によって電気の使用量を減らしたことについて述べている」とすれば、対象と変化の両方が入ります。
まず「繰り返される中心」を探そう
話題をつかむときは、次の三点を見ます。
- 題名や最初の文で示された対象
- 複数の文に繰り返し登場する対象
- 最後に示される変化・結論・主張
上の例では students、student council、school が同じ学校の取り組みに関係しています。そして最後に電気使用量が減ったという結果があります。未知語が一つあっても、この骨組みが取れれば話題を言えます。
細部を入れすぎない
一文にまとめるとき、weekly や fifteen percent まで必ず入れる必要はありません。これらは取り組みを詳しくする情報です。まず「学校の節電の取り組みと成果」が言えれば、未知語が中心か細部かを後で判断できます。
ただし「生徒についての文章」のように広すぎるまとめも不十分です。文章の最後まで共通して続く内容を残し、途中の一例だけは外します。
よくある間違い
最初に出た名詞をそのまま話題にする間違いがあります。最初の文に lights があっても、文章全体は照明器具の説明ではなく、学校の節電について述べています。
また、全ての情報を一文へ詰め込むと、話題と細部の区別ができません。「何について」と「結局何を述べたか」の二点を先に残しましょう。
自分で確かめよう
確認1:話題を「学校」という一語だけで答えると、何が不足しますか。
学校について何を述べているのか、文章の方向や中心的な変化が不足します。確認2:例文の話題を一文で言うとどうなりますか。
Green Hill School の生徒が、定期的な確認によって電気の使用量を減らしたことについて述べる文章です。確認3:話題を考える前に、全ての未知語を調べる必要がありますか。
いいえ。対象、繰り返し、変化や結論が取れれば、未知語を残したまま大まかな話題を表せます。まとめと次の一歩
文章の話題は、「何について、何を述べている文章か」の一文で表します。題名や最初の対象、繰り返し、最後の変化・結論を使い、細部を入れすぎないことが大切です。
次は、各文の主語と同じ内容を表す繰り返し語をたどり、話題をより安定してつかみます。
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