LESSON 01

指示語と代名詞をたどろう

単数・複数と人・物を手がかりにしよう

he・she・it・theyと候補の単複、人・物の一致で指示対象を絞る

単数・複数と人・物を手がかりにしよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、指示語・代名詞から前の候補へ矢印を戻しました。今回は、単数か複数か、人か物かを使って、成立しない候補を先に外します。

目標は、he、she、it、theyの形と候補の種類を対応させ、意味を読む前に候補を安全に絞れることです。

例でつかむ:代名詞の形には情報がある

Aya placed the books beside the lamp because they were heavy.

they は複数です。候補は the booksthe lamp ですが、lampは単数なので外れます。theyはthe booksを指します。

Aya moved the lamp because it was too bright.

it は単数の物を受け、the lampを指します。

代名詞 基本の候補
he / him / his 単数の男性・男の子
she / her 単数の女性・女の子
it / its 単数の物・動物・内容
they / them / their 複数の人・物、文脈によって単数の人

中学読解ではまず単複と人・物を確認します。ただし実際の英語では、性別を特定しない一人をtheyで受ける場合もあります。本文の文脈を優先します。

候補を条件でふるいにかける

theyの候補を単数と複数でふるいにかける図 候補the booksとthe lampを並べ、theyが複数であるため複数のbooksを残し単数のlampを除外する。 the books複数・物the lamp単数・物they複数 複数のtheyと一致するのはthe books形で絞り、意味を文へ戻して最終確認単複・人か物かは、最初のふるい

形だけで最後まで決めない

Ken put the cups on the plates because they were wet.

the cupsthe plates も複数なので、theyの形だけでは決まりません。どちらがぬれていたのかは前後の文脈が必要です。

He had just washed the cups.

この説明があれば、theyはcupsと考えるのが自然です。単複・人・物は候補を減らす最初の手がかりで、最後は意味と段落の流れで確認します。

よくある間違い

代名詞に最も近い名詞を選ぶと、books beside the lamp because they... で単数のlampを選んでしまいます。距離より先に単複を確認します。

反対に、形が一致しただけで正解と決めるのも危険です。複数候補が二つあれば、動作・状態がどちらに合うかを本文へ戻して確かめます。

自分で確かめよう

確認1:books beside the lamp because they were heavyのtheyは何を指しますか。複数のthe booksを指します。the lampは単数なので一致しません。
確認2:itが指す基本的な候補は何ですか。単数の物・動物・内容です。文脈によって前の出来事全体を受けることもあります。
確認3:候補がどちらも複数なら何を確認しますか。代名詞の位置へ候補を戻し、動作や状態、前後の説明に意味が合うか確認します。

まとめと次の一歩

代名詞の単複と人・物の違いは、指示対象候補を絞る最初のふるいです。形で外せない候補は、意味と文脈で確認します。

次は、they、them、theirへ形が変わっても、同じ対象を文をまたいで追います。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。