while・whereas が結ぶ二つの特徴を読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、対比から分かる意味の向きと程度を分けました。今回は、whileとwhereasが、二つの対象や特徴を並べて比べる文を読みます。
目標は、左右の主語と比べる観点を表にし、whileが「〜している間」なのか「一方で」なのかを文の形から見分けることです。
例でつかむ:二つの対象を同じ観点で並べる
Owls are active at night, whereas most songbirds are active during the day.
whereas の左右には、owlsとmost songbirdsという二つの主語があります。比べる観点は活動する時間です。
| 対象 | 活動する時間 |
|---|---|
| owls | at night |
| most songbirds | during the day |
未知語が片側にあれば、もう一方から意味の向きを絞れます。たとえば nocturnal がowls側にあれば、nightとの結び付きから「夜に活動する」と推測できます。
whileには二つの代表的な働きがある
時間を表すwhile
I listened to music while I was cooking.
二つの動作が同じ時間帯に行われています。「料理している間」です。
対比を表すwhile
The north side is shaded, while the south side is sunny.
二つの場所の特徴を並べています。「一方で」です。前後の主語が異なり、同じ観点の特徴が並ぶときは、対比の可能性が高くなります。
左右を表に変える
未知語がある文で試す
City buses are frequent, whereas buses in the village are sporadic.
左側の frequent が「頻繁な」と分かるなら、比べる観点はバスが来る回数です。sporadic はその反対方向で、「ときどきしか来ない」「不定期な」側だと推測できます。
ここでも、whereasの隣の語だけを見るのではなく、city busesとbuses in the village、frequentとsporadicを対応させます。
よくある間違い
whileを見たら必ず「〜している間」と訳すと、対比の関係を見失います。前後に二つの主語と同じ比較観点があるか確認します。
また、whereasの直前直後だけを反対語と考えるのも誤りです。左右の節全体を表にし、主語と特徴をそろえます。
自分で確かめよう
確認1:対比のwhileと時間のwhileを見分ける手がかりは何ですか。
対比では、異なる二つの主語や対象が同じ観点の特徴とともに並ぶことが手がかりです。確認2:sporadicを推測するための既知側と比較軸は何ですか。
既知側はfrequentで、比較軸はバスが来る回数や頻度です。確認3:whereasを含む長い文はどう整理しますか。
左右の主語と特徴を二列の表にし、同じ役割どうしを対応させます。まとめと次の一歩
whileとwhereasの対比では、二つの対象を同じ観点で並べます。whileは、同時進行ではなく対比を表す場合があるため、前後の主語と関係で判断します。
次は、unlikeとin contrastが何を比較対象として指定するかをたどります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。