unlike・in contrast で比較対象を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、whileとwhereasの左右を表にして読みました。今回は、unlikeが直後に比較対象を置く形と、in contrastが前の文を受ける形を学びます。
目標は、どの対象とどの対象を比べているかを正確に指し示し、unlike を動詞の dislike と混同しないことです。
例でつかむ:unlikeの直後には比較の基準が来る
Unlike glass, rubber is flexible.
Unlike glass は「ガラスとは違って」です。比較の基準はglass、もう一方の対象はrubberです。比べる観点は曲げたときの性質です。
glassが硬く曲がりにくいことを知っていれば、未知語 flexible は「曲がる・しなやかな側」と推測できます。
unlike は「〜を嫌う」という動詞ではありません。動詞 dislike とは形も働きも違い、ここでは比較対象を導く語です。
in contrastは前の内容を受ける
Desert nights can be extremely cold. In contrast, daytime temperatures may be scorching.
In contrast は、直前の cold だけではなく、「砂漠の夜は非常に寒い」という前文の内容を受けます。後ろでは昼の温度が比べられています。
| 比較対象 | 時間 | 温度の方向 |
|---|---|---|
| desert nights | 夜 | extremely cold |
| daytime | 昼 | scorching |
scorching はcoldとは反対の暑い側です。extremely と対になる強い程度も考え、「焼けつくように暑い」と仮の意味を置けます。
二つの標識は矢印の始点が違う
比較対象を取り違えない手順
- unlikeなら、直後の名詞句を囲む。
- 主節の主語を探し、もう一方の対象として囲む。
- in contrastなら、前文で述べた対象と特徴をまとめる。
- 後ろの対象と、同じ観点で対応させる。
この手順にすると、距離が離れた文どうしの対比も見つけられます。
よくある間違い
Unlike glass を「ガラスを嫌う」と読むのは、unlikeとdislikeの混同です。unlikeの後ろに名詞が続き、別の主語を持つ文が来たら「〜とは違って」と考えます。
また、in contrastが直前の一語だけを受けると考えると、対象や観点がずれます。前文を「誰・何が、どんな特徴か」にまとめてから後文と比べます。
自分で確かめよう
確認1:Unlike glass, rubber is flexible. の二つの比較対象は何ですか。
glassとrubberです。曲げたときの性質を比べています。確認2:In contrastは何を受けることが多いですか。
直前の一語だけでなく、前の文や文脈で述べた対象と特徴のまとまりを受けます。確認3:scorchingの意味をどう絞れますか。
夜のextremely coldと昼の温度が対比され、程度も強いため、「焼けつくように暑い」側だと推測できます。まとめと次の一歩
unlikeは直後に比較の基準を置き、in contrastは前の文の内容を受けます。矢印の始点を確かめ、二つの対象を同じ観点で比べます。
次は、not A but Bで否定されるAと、筆者が採用するBを正確に分けます。
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