LESSON 01

文の話題と語の役割をつかもう

接続語から未知語の役割を読もう

but、because、for example、therefore などから、未知語を含む部分が対比・理由・例・結果のどれか判断する

接続語から未知語の役割を読もう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、形の違う語を同じ話題グループにまとめました。今回は文と文の関係へ注目し、接続語から未知語を含む部分の役割を読み取ります。

目標は、接続語を日本語へ置き換えるだけでなく、その後ろが「反対」「理由」「具体例」「結果」のどれを示すか判断し、未知語の意味を絞る準備ができることです。

例でつかむ:接続語は内容の向きを示す標識

関係 主な表現 後ろに来る内容
対比 but, however, while 前と違う・反対の内容
理由 because, since なぜそうなのか
具体例 for example, such as 前の内容を具体化する例
結果 so, therefore, as a result 前の内容から起きたこと

表現を暗記するだけでなく、矢印の向きを意識します。接続語の前後で何が同じで、何が変わったかを比べます。

対比から役割を読む

The first plan was costly, but the second plan was economical.

economical が未知語でも、but が対比を示し、第一案の costly と反対側に置かれています。品詞は was の後の形容詞です。したがって「費用が高い」と反対の性質、つまり「費用を抑えられるような」と大きく絞れます。

理由と結果から役割を読む

The road was slippery because it had frozen during the night. Therefore, the bus moved cautiously.

slippery は道路の状態、because の後ろはその理由です。cautiously はバスの動き方で、Therefore の後ろにある結果です。正確な訳を知らなくても、「凍ったため危険な道路の状態」「その結果として注意するような動き方」と役割をつかめます。

接続語が示す四つの論理関係 中央の接続語から、対比は反対側、理由はなぜ、具体例はたとえば、結果はそのためという読み方へ分岐する。 接続語を見る前後の関係は? 対比but:反対側 理由because:なぜ 具体例for example 結果therefore:そのため

接続語がなくても関係はある

実際の英文では、いつも標識が書かれるとは限りません。二文目が具体的な人物や数値を示せば例、ある出来事の後に変化が起これば結果かもしれません。まず明示された接続語で関係を学び、後で内容そのものから同じ関係を見つけます。

接続語を見つけたら丸で囲み、前後へ「反対」「なぜ」「例」「そのため」と短く書くと、未知語の役割を見失いにくくなります。

よくある間違い

but = しかし と訳しただけで満足すると、前後の何が反対なのか分かりません。人物、評価、状態、行動のどこが変わったかを比べます。

また、because の後ろを結果だと取り違えないようにします。A because B ではBが理由、Aがその理由によって起きる内容です。

自分で確かめよう

確認1:but の後ろにはどんな役割の内容が来ますか。前の内容と違う側、または反対側の内容が来ます。何が対比されるかを具体的に確認します。
確認2:costly と economical の関係から何が分かりますか。but をはさんで反対側にあり、economical は費用が高いとは反対の性質だと絞れます。
確認3:A because B では、どちらが理由ですか。Bが理由で、Aがその理由によって説明される内容です。

まとめと次の一歩

接続語は、未知語を含む部分が対比・理由・具体例・結果のどれを担当するか示します。訳語だけでなく、前後の内容の向きを読みましょう。

次は、話題や語の役割を取り違えたときに、どの判断が最初にずれたのかを診断して直します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。