接続語から未知語の役割を読もう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、形の違う語を同じ話題グループにまとめました。今回は文と文の関係へ注目し、接続語から未知語を含む部分の役割を読み取ります。
目標は、接続語を日本語へ置き換えるだけでなく、その後ろが「反対」「理由」「具体例」「結果」のどれを示すか判断し、未知語の意味を絞る準備ができることです。
例でつかむ:接続語は内容の向きを示す標識
| 関係 | 主な表現 | 後ろに来る内容 |
|---|---|---|
| 対比 | but, however, while | 前と違う・反対の内容 |
| 理由 | because, since | なぜそうなのか |
| 具体例 | for example, such as | 前の内容を具体化する例 |
| 結果 | so, therefore, as a result | 前の内容から起きたこと |
表現を暗記するだけでなく、矢印の向きを意識します。接続語の前後で何が同じで、何が変わったかを比べます。
対比から役割を読む
The first plan was costly, but the second plan was economical.
economical が未知語でも、but が対比を示し、第一案の costly と反対側に置かれています。品詞は was の後の形容詞です。したがって「費用が高い」と反対の性質、つまり「費用を抑えられるような」と大きく絞れます。
理由と結果から役割を読む
The road was slippery because it had frozen during the night. Therefore, the bus moved cautiously.
slippery は道路の状態、because の後ろはその理由です。cautiously はバスの動き方で、Therefore の後ろにある結果です。正確な訳を知らなくても、「凍ったため危険な道路の状態」「その結果として注意するような動き方」と役割をつかめます。
接続語がなくても関係はある
実際の英文では、いつも標識が書かれるとは限りません。二文目が具体的な人物や数値を示せば例、ある出来事の後に変化が起これば結果かもしれません。まず明示された接続語で関係を学び、後で内容そのものから同じ関係を見つけます。
接続語を見つけたら丸で囲み、前後へ「反対」「なぜ」「例」「そのため」と短く書くと、未知語の役割を見失いにくくなります。
よくある間違い
but = しかし と訳しただけで満足すると、前後の何が反対なのか分かりません。人物、評価、状態、行動のどこが変わったかを比べます。
また、because の後ろを結果だと取り違えないようにします。A because B ではBが理由、Aがその理由によって起きる内容です。
自分で確かめよう
確認1:but の後ろにはどんな役割の内容が来ますか。
前の内容と違う側、または反対側の内容が来ます。何が対比されるかを具体的に確認します。確認2:costly と economical の関係から何が分かりますか。
but をはさんで反対側にあり、economical は費用が高いとは反対の性質だと絞れます。確認3:A because B では、どちらが理由ですか。
Bが理由で、Aがその理由によって説明される内容です。まとめと次の一歩
接続語は、未知語を含む部分が対比・理由・具体例・結果のどれを担当するか示します。訳語だけでなく、前後の内容の向きを読みましょう。
次は、話題や語の役割を取り違えたときに、どの判断が最初にずれたのかを診断して直します。
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