this・such・these が受ける言い直しをたどろう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、短い語と詳しい説明を結びました。今回は this process、such behavior、these changes のような表現が、前の一語ではなく、前の文や複数の出来事をまとめ直す関係をたどります。
目標は、最も近い名詞だけへ機械的につながず、指示語の後ろの名詞に合う前の内容を範囲で選べることです。
例でつかむ:this + 名詞は前の内容に名前を付ける
Water enters cracks in rocks and freezes. As it freezes, it expands and pushes the rock apart. This process is called frost weathering.
This process は直前の rock だけを指しません。
- 水が岩の割れ目へ入る。
- 凍って膨張する。
- 岩を押し広げる。
この一連の過程をまとめ、frost weathering という名前へつないでいます。
後ろの名詞が範囲選びを助ける
| 表現 | 前から探すもの |
|---|---|
| this process | 一連の手順・変化 |
| such behavior | 人や動物の行動 |
| this result | 前の原因から起きた結果 |
| these changes | 複数の変化 |
| this idea | 前で述べた考え・提案 |
this process なら物の名前ではなく、時間順に起きた動作のまとまりを探します。
単数・複数と意味の種類を確認する
these changes なら複数の変化、this idea なら一つの考えを受けます。文法上の数と、process・behavior・resultなどの意味の種類の両方が合う範囲を選びます。
範囲を選んだら、その内容を this process の位置へ入れ直して自然か確認します。
よくある間違い
指示語は直前の名詞を指すと決めると、This process = rock のような不自然な対応になります。後ろの名詞が何を要求するかを見ます。
また、this process が新しい出来事を追加したと思わず、前の出来事をまとめるラベルか確かめましょう。
自分で確かめよう
確認1:This process は何をまとめていますか。
水が割れ目へ入り、凍って膨張し、岩を押し広げる一連の過程です。確認2:なぜ直前のrockだけを指しませんか。
processは物ではなく一連の変化を表すため、前の複数の動作を受ける必要があるからです。確認3:指示語の受ける範囲を決める二つの手がかりは何ですか。
単数・複数と、process・behavior・resultなど後ろの名詞が要求する意味の種類です。まとめと次の一歩
this / such / these + 名詞 は、前の文や複数文へ短い名前を付けます。近い一語ではなく、数と意味の種類が合う内容の範囲をたどります。
次は段落末のまとめ文が、前の複数の内容をどのように一つの表現へ圧縮するか読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。