LESSON 01

言い換えを見つけよう

this・such・these が受ける言い直しをたどろう

this process、such behavior、these changesなどが前の内容を短くまとめ直す関係をたどる

this・such・these が受ける言い直しをたどろう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、短い語と詳しい説明を結びました。今回は this processsuch behaviorthese changes のような表現が、前の一語ではなく、前の文や複数の出来事をまとめ直す関係をたどります。

目標は、最も近い名詞だけへ機械的につながず、指示語の後ろの名詞に合う前の内容を範囲で選べることです。

例でつかむ:this + 名詞は前の内容に名前を付ける

Water enters cracks in rocks and freezes. As it freezes, it expands and pushes the rock apart. This process is called frost weathering.

This process は直前の rock だけを指しません。

  1. 水が岩の割れ目へ入る。
  2. 凍って膨張する。
  3. 岩を押し広げる。

この一連の過程をまとめ、frost weathering という名前へつないでいます。

後ろの名詞が範囲選びを助ける

表現 前から探すもの
this process 一連の手順・変化
such behavior 人や動物の行動
this result 前の原因から起きた結果
these changes 複数の変化
this idea 前で述べた考え・提案

this process なら物の名前ではなく、時間順に起きた動作のまとまりを探します。

三段階の出来事をthis processがまとめる図 水が割れ目へ入る、凍って膨張する、岩を押すという三段階をthis processが一つにまとめ、frost weatheringへつなぐ。 water enters cracks段階1 freezes / expands段階2 pushes rock apart段階3 This process = 三段階全体frost weathering と呼ぶ

単数・複数と意味の種類を確認する

these changes なら複数の変化、this idea なら一つの考えを受けます。文法上の数と、process・behavior・resultなどの意味の種類の両方が合う範囲を選びます。

範囲を選んだら、その内容を this process の位置へ入れ直して自然か確認します。

よくある間違い

指示語は直前の名詞を指すと決めると、This process = rock のような不自然な対応になります。後ろの名詞が何を要求するかを見ます。

また、this process が新しい出来事を追加したと思わず、前の出来事をまとめるラベルか確かめましょう。

自分で確かめよう

確認1:This process は何をまとめていますか。水が割れ目へ入り、凍って膨張し、岩を押し広げる一連の過程です。
確認2:なぜ直前のrockだけを指しませんか。processは物ではなく一連の変化を表すため、前の複数の動作を受ける必要があるからです。
確認3:指示語の受ける範囲を決める二つの手がかりは何ですか。単数・複数と、process・behavior・resultなど後ろの名詞が要求する意味の種類です。

まとめと次の一歩

this / such / these + 名詞 は、前の文や複数文へ短い名前を付けます。近い一語ではなく、数と意味の種類が合う内容の範囲をたどります。

次は段落末のまとめ文が、前の複数の内容をどのように一つの表現へ圧縮するか読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。