共通する大きな種類を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、複数の例に共通する点と、一部だけの違いを分けました。今回は共通点の中から、全ての例が属する「大きな種類」を一つ選びます。
目標は、カテゴリを広すぎず狭すぎない言葉で表し、未知語が人・物・行動・状態・考えのどの仲間かを説明できることです。
例でつかむ:例を一段上の言葉でまとめよう
The article describes several forms of precipitation: rain, snow, sleet, and hail.
precipitation が未知語でも、例は雨、雪、みぞれ、ひょうです。
- 「物」では広すぎます。
- 「水」だけでは、空から降るという関係がありません。
- 「空から地上へ降る水の形」とすれば、全例をまとめられます。
この段階では「天気に関係する、空から降るもの」という大きなカテゴリまで取れれば十分です。次のレッスンで見分ける特徴を精密にします。
カテゴリの幅を三段階で比べる
| 候補 | 幅 | 判定 |
|---|---|---|
| もの | 広すぎる | ほとんど何でも入る |
| 天気の現象 | まだ少し広い | 風や雷も入る |
| 空から降る水に関する現象 | 適切 | 四つの例をまとめやすい |
| 雨の種類 | 狭すぎる | 雪やひょうを外してしまう |
カテゴリは、全ての例を入れつつ、関係のないものをできるだけ外せる幅にします。
品詞と文章の話題も使う
例が全て名詞なら、未知語も集合・種類を表す名詞である可能性が高くなります。文章の話題が天気であれば、単に「自然現象」より「天気に関する現象」が適切です。
カテゴリは例だけでなく、未知語の品詞と段落の話題へ戻して確認します。
よくある間違い
「全部英単語」「全部名詞」のような表面上の共通点は、意味のカテゴリになりません。また、最初の例rainに引かれて「雨の種類」とすると、snowなどを外します。
全例を一つずつ入れ、さらに風や雷のような関係の薄い候補を外せるか試しましょう。
自分で確かめよう
確認1:precipitation の例をまとめる適切な大きな種類は何ですか。
空から地上へ降る水に関する天気の現象です。確認2:「雨の種類」ではなぜ狭すぎますか。
snow、sleet、hailを自然に含められないからです。確認3:カテゴリの幅はどう確かめますか。
全ての例を含み、関係のない例をできるだけ除けるかを確認します。まとめと次の一歩
複数例を一段上の言葉でまとめ、広すぎず狭すぎない共通カテゴリを作ります。全例が入り、無関係なものを外せる幅が目安です。
次は、そのカテゴリの中で未知語をほかと区別する共通特徴を一文にします。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。