LESSON 01

文の話題と語の役割をつかもう

入試長文で話題と語の役割を統合しよう

題名、主語、反復語、品詞、骨格、接続関係を組み合わせ、未知語の役割と重要度を判断する

入試長文で話題と語の役割を統合しよう

このレッスンの役割と目標

このレッスンは「文の話題と語の役割をつかもう」セクションの仕上げです。話題の一文要約、主語と反復、品詞、仮ラベル、骨格と細部、話題グループ、接続関係を一つの入試形式の文章で使います。

目標は、未知語の正確な訳を急がず、まず文章の話題を取り、未知語の役割と重要度を根拠つきで説明できることです。

例でつかむ:実戦で使う五段階

  1. 題名と各文の主語から、話題を一文で仮置きする。
  2. 未知語の位置から品詞と広い意味ラベルを決める。
  3. 文の骨格と詳しい説明を分ける。
  4. 代名詞・言い換え・接続語で関係を結ぶ。
  5. 話題・反復・骨格・設問から重要度を決める。

入試形式の文章を読もう

A New Use for Empty Shops

Many small towns have empty shops near their stations. One town transformed an unused store into a study space for teenagers. The facility is open after school and is managed by local volunteers. At first, some residents were doubtful because they expected noise. However, the students followed clear rules and kept the room tidy. As a result, the project gained broad approval, and another empty shop will be converted next year.

transformedfacilitydoubtfulapproval が未知語だとします。

文章の話題は、「ある町が空き店舗を中高生の学習場所へ変え、住民の理解を得て取り組みを広げたこと」です。

transformedOne town の後、目的語の前にある動詞で、文の骨格を作ります。into a study space から「学習場所へ変えた」と絞れます。中心に近い語です。

facilityThe の後の名詞で、前の study space を言い換えています。「その場所・施設」と置けます。

doubtfulwere の後の状態で、because 以下が理由です。However の後で生徒が規則を守ったため、住民の評価が変わります。「初めは心配し、賛成しきれない状態」と考えられます。

approvalgained の目的語で、結果を示す段落の骨格にあります。broad と次の店も転用される事実から、「広い賛同・支持」のような意味です。

入試長文で話題と未知語の役割を統合する手順 話題、品詞とラベル、骨格と細部、語のつながり、重要度の五段階を順に使って未知語を判断する。 1 話題何について 2 品詞広いラベル 3 骨格中心か説明か 4 関係言換・接続 5 重要度設問に必要? 正確な訳を当てる前に、文章内の仕事を決める根拠:位置・繰り返し・骨格・接続・設問

設問ごとに使う情報を選ぼう

「住民の考えがどう変化したか」なら、doubtfulHoweverapproval が中心です。「施設を誰が管理するか」なら managed by local volunteers が必要で、他の未知語の細かな訳は不要です。

答え合わせでは、意味だけでなく「その語は名詞か動詞か」「話題グループの何を指すか」「どの接続関係が証拠か」を一つ説明します。根拠を再現できれば、別の長文にも使えます。

よくある間違い

未知語を見た順に全て同じ深さで調べると、中心と細部の区別が消えます。まず話題と設問を確認し、重要度の高い語から意味を絞ります。

また、品詞だけで意味を確定してはいけません。品詞は広い箱を示し、話題グループ、骨格、接続関係が中身を狭めます。

自分で確かめよう

確認1:facility は何を指す話題グループに入りますか。前文の study space、つまり空き店舗を転用した学習場所と同じグループです。
確認2:住民の考えの変化を読む手がかりは何ですか。doubtful、対比を示す However、生徒が規則を守った事実、結果の approval です。
確認3:未知語の重要度は何で決めますか。文章の話題、繰り返し、文の骨格での役割、設問との関係を組み合わせて決めます。
確認4:このセクションの技能が身についた状態はどんな状態ですか。初めて見る文章でも、話題を一文で示し、未知語の品詞・役割・重要度を本文の根拠つきで説明できる状態です。

まとめと次の一歩

未知語の意味を考える前に文章の話題を取り、品詞と仮ラベル、骨格、話題グループ、接続関係から語の仕事を決めます。その後、設問に必要な語を優先して絞ります。

次のセクションでは、この土台を使い、未知語のすぐ前後にある知っている語から具体的な意味の候補を作ります。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。