未知語を残して文の中心メッセージを取ろう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、未知語が設問へ影響するかを判断しました。今回は、まだ意味が分からない語を文の中に残したまま、誰が何をし、何が起きたかを取ります。
目標は、主語、中心動詞、目的語や補語、接続関係を確かめ、未知語の正確な訳がなくても、文の中心メッセージを一文で言うことです。
例でつかむ:知らない形容詞は、主な出来事を消さない
The hikers found a tranquil lake after walking for three hours.
tranquil が未知語でも、次の骨格は取れます。
| 役割 | 英語 | 取れる情報 |
|---|---|---|
| 主語 | The hikers |
ハイカーたちが |
| 中心動詞 | found |
見つけた |
| 目的語 | a ... lake |
何かの様子の湖を |
| 時・条件 | after walking for three hours |
3時間歩いた後に |
中心メッセージは「ハイカーたちが3時間歩いた後、ある様子の湖を見つけた」です。tranquil の意味はまだ確定していませんが、主な出来事は保てています。
未知語の品詞が分かるだけで役立つ
a tranquil lake では、a と lake の間にあるため、tranquil は湖の様子を説明する語と分かります。具体的に「静か」か「美しい」かはまだ分からなくても、「湖の様子」という仮の役割を置けます。
次の文を見てみましょう。
After the long walk, they sat quietly by the water and listened to the birds.
sat quietly や listened to the birds という後の情報から、tranquil は「静かで落ち着いた」方向と絞れます。しかし、この推測は次のレッスン以降で扱います。今は、意味が未確定でも骨格を保てたことが中心です。
中心メッセージを取る四手順
- 主語と中心動詞を見つける
- 動詞が必要とする目的語・補語をつなぐ
- 未知語は「様子」「動作」「人・物」などの役割だけを残す
- 時・場所・理由・対比を加えて一文で大枠を言う
よくある間違い
未知語を推測してからでないと主語と動詞を探せないと考え、その語の前で止まることがあります。先に知っている語で骨格を作ると、未知語の役割も絞りやすくなります。
また、未知語の位置から「形容詞らしい」と分かっただけなのに、「美しい」など具体的な意味へすぐ決めることがあります。この段階では「湖の様子」という粗い役割で十分です。
自分で確かめよう
確認1:文の中心メッセージを取るとき、最初に探す二つは何ですか
誰・何がに当たる主語と、中心の動詞です。確認2:未知語の正確な日本語訳が分からないと、文の大枠は取れませんか
取れることがあります。知っている語から骨格を取り、未知語は文中の役割だけを仮置きします。確認3:`The chef prepared a savory soup.` で `savory` が未知のとき、どこまで言えますか
料理人が、何かの様子のスープを作ったと言えます。`savory` の具体的な意味はまだ確定しません。まとめと次の一歩
未知語を含む文も、主語・中心動詞・必要な目的語・前後関係から中心メッセージを取れます。次は未知語の部分に「人」「物」「動作」「様子」などの仮ラベルを置き、より安定して読み続けます。
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