LESSON 01

品詞と文型から意味を絞ろう

主語と時制のしるしから動詞の席を見つけよう

主語の後ろ、助動詞の後ろ、toの後ろ、三単現・過去形・進行形のしるしから未知語を動詞候補にする

主語と時制のしるしから動詞の席を見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、冠詞・所有格・前置詞から名詞の席を見つけました。今回は、主語の後ろ、助動詞の後ろ、toの後ろ、語尾の変化を手がかりに、動作や状態を表す動詞の席を探します。

目標は、未知語が文の中心となる動詞かどうかを判断し、主語が「何をする・どうなる・どんな状態か」という大きな意味の方向を絞れることです。

例でつかむ:主語の後ろで文を動かす

The leaves trembled in the cold wind.

trembledが未知語でも、主語The leavesの後ろにあり、過去形らしい-edがあります。in the cold windという状況から、葉が風の中で行った動きに関係すると考えられます。

This material resists heat.

resistsは主語This materialの後ろで、heatを目的語に取っています。三単現の-sも動詞らしさの手がかりです。「素材が熱に対して何かをする」と絞れます。

助動詞の後ろは動詞の原形

The device can detect small changes.

canの後ろのdetectは動詞の原形です。small changesを対象に取るため、変化を見つける・知るような行為だと予測できます。

will、can、may、must、shouldなどの後ろには、基本的に動詞の原形が来ます。未知語の品詞を絞る強い目印です。

toの後ろを確かめる

We decided to postpone the meeting.

postponeはtoの後ろにあり、the meetingを目的語にしています。このtoは不定詞を作り、postponeは動詞です。決定した内容なので、meetingに対して行う行為と分かります。

ただし、go to schoolのtoは前置詞で、後ろのschoolは名詞です。toだけで決めず、toの後ろの語形と文の意味を見ます。

動詞の席を見つける目印

主語、助動詞、to、語尾から動詞の席を見つける図 主語の後ろのtrembled、助動詞canの後ろのdetect、不定詞toの後ろのpostponeを例に、動詞の位置と-ed、-sなどの語形を確認する。 動詞の前後にある目印を組み合わせる 主語 + 動詞leaves trembled-edも確認 助動詞 + 原形can detectwill / may / mustも同じ to + 原形to postpone前置詞toと区別 主語は何をする・どうなる・どんな状態か目的語や場所・時間・結果から具体的な意味を絞る 一つの目印だけでなく、位置 + 語形 + 文の内容で判断する

-ingはいつも進行形ではない

is runningならbe動詞と-ing形で進行中の動作です。しかしRunning is fun.ではRunningが主語となる名詞の働き、running waterではwaterを説明する働きです。

同じように-ed形も、過去形だけでなく受け身や形容詞的な説明になる場合があります。語尾は候補を出す材料で、文中の席が最終確認です。

よくある間違い

toの後ろは必ず動詞だと考えると、to schoolやto the stationを誤ります。toの後ろが名詞のまとまりなら前置詞、動詞の原形なら不定詞の可能性が高いと考えます。

また、-ingを見ただけで「している」と訳すのも危険です。be動詞との組み合わせ、主語・目的語・名詞を説明する位置を確かめます。

自分で確かめよう

確認1:The leaves trembled. でtrembledが動詞らしい理由は何ですか。主語The leavesの後ろで文の中心となり、過去形らしい-edが付いているからです。
確認2:The device can detect changes. のdetectはどの形ですか。助動詞canの後ろにある動詞の原形です。
確認3:go to schoolのschoolを動詞と考えない理由は何ですか。toの後ろに名詞schoolが置かれ、行き先を表す前置詞のまとまりになっているからです。

まとめと次の一歩

動詞の席は、主語の後ろ、助動詞の後ろ、不定詞toの後ろ、-s・-ed・-ingなどの語形を組み合わせて見つけます。目的語や状況から動作・状態の内容を絞ります。

次は、名詞の前やbe動詞などの後ろにある形容詞の席を見つけます。

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