主語と時制のしるしから動詞の席を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、冠詞・所有格・前置詞から名詞の席を見つけました。今回は、主語の後ろ、助動詞の後ろ、toの後ろ、語尾の変化を手がかりに、動作や状態を表す動詞の席を探します。
目標は、未知語が文の中心となる動詞かどうかを判断し、主語が「何をする・どうなる・どんな状態か」という大きな意味の方向を絞れることです。
例でつかむ:主語の後ろで文を動かす
The leaves trembled in the cold wind.
trembledが未知語でも、主語The leavesの後ろにあり、過去形らしい-edがあります。in the cold windという状況から、葉が風の中で行った動きに関係すると考えられます。
This material resists heat.
resistsは主語This materialの後ろで、heatを目的語に取っています。三単現の-sも動詞らしさの手がかりです。「素材が熱に対して何かをする」と絞れます。
助動詞の後ろは動詞の原形
The device can detect small changes.
canの後ろのdetectは動詞の原形です。small changesを対象に取るため、変化を見つける・知るような行為だと予測できます。
will、can、may、must、shouldなどの後ろには、基本的に動詞の原形が来ます。未知語の品詞を絞る強い目印です。
toの後ろを確かめる
We decided to postpone the meeting.
postponeはtoの後ろにあり、the meetingを目的語にしています。このtoは不定詞を作り、postponeは動詞です。決定した内容なので、meetingに対して行う行為と分かります。
ただし、go to schoolのtoは前置詞で、後ろのschoolは名詞です。toだけで決めず、toの後ろの語形と文の意味を見ます。
動詞の席を見つける目印
-ingはいつも進行形ではない
is runningならbe動詞と-ing形で進行中の動作です。しかしRunning is fun.ではRunningが主語となる名詞の働き、running waterではwaterを説明する働きです。
同じように-ed形も、過去形だけでなく受け身や形容詞的な説明になる場合があります。語尾は候補を出す材料で、文中の席が最終確認です。
よくある間違い
toの後ろは必ず動詞だと考えると、to schoolやto the stationを誤ります。toの後ろが名詞のまとまりなら前置詞、動詞の原形なら不定詞の可能性が高いと考えます。
また、-ingを見ただけで「している」と訳すのも危険です。be動詞との組み合わせ、主語・目的語・名詞を説明する位置を確かめます。
自分で確かめよう
確認1:The leaves trembled. でtrembledが動詞らしい理由は何ですか。
主語The leavesの後ろで文の中心となり、過去形らしい-edが付いているからです。確認2:The device can detect changes. のdetectはどの形ですか。
助動詞canの後ろにある動詞の原形です。確認3:go to schoolのschoolを動詞と考えない理由は何ですか。
toの後ろに名詞schoolが置かれ、行き先を表す前置詞のまとまりになっているからです。まとめと次の一歩
動詞の席は、主語の後ろ、助動詞の後ろ、不定詞toの後ろ、-s・-ed・-ingなどの語形を組み合わせて見つけます。目的語や状況から動作・状態の内容を絞ります。
次は、名詞の前やbe動詞などの後ろにある形容詞の席を見つけます。
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