LESSON 01

接頭辞・接尾辞を手がかりにする

pre-・post-・fore- で時間と位置をつかもう

pre-の前、post-の後、fore-の前方・前もってという方向を語根と文脈へ結ぶ

pre-・post-・fore- で時間と位置をつかもう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、re-が「再び」と「元へ戻る」という二つの方向を持つことを学びました。今回は、語の先頭にあるpre-、post-、fore-から、出来事の時間や位置を予測します。

目標は、接頭辞を見た瞬間に日本語訳を決めることではありません。「何より前か、何より後か」を語根と文脈から言えるようになることです。

例でつかむ:pre-は「前もって・前の」

We had a preview of the new movie.

previewpre- + view と考えられます。viewは「見ること」、pre-は「前もって」なので、映画の公開前に見る「試写、予告」の方向へ意味を絞れます。

Please preheat the oven before baking the bread.

preheat は、パンを焼く前にovenをheatすることです。before bakingも同じ時間関係を示しています。

post-は「後の」

The team held a post-game meeting.

post-game はgameの後です。試合後のmeetingだと分かります。post-は、ある基準となる出来事の後ろに時間を置きます。

fore-は「前方・前もって」

The weather report forecast heavy rain.

forecast は未来の天気を前もって見通して述べることです。fore-には「前方」や「前もって」という方向があります。

forehead ならheadの前面、foresee なら起こる前にseeすることです。ただし、foreとfourは音が似ても意味が違います。

基準となる出来事を中央に置こう

pre-、post-、fore-が示す時間と位置の方向 中央のgameを基準にpre-gameが前、post-gameが後を示し、下段でforeheadとforecastが前方と前もってを示す。 基準を決めて、前後の方向を読む pre-game試合の前 game post-game試合の後 forehead頭の前面という位置 forecast前もって見通す時間 接頭辞の方向 + 語根 + 文の状況で仮の意味を作る

読み方の手順

  1. 接頭辞の後ろに意味のある語根が残るか確認する。
  2. 基準になる出来事・物を探す。
  3. 「その前」「その後」「前方」「前もって」のどれかを仮に入れる。
  4. 文全体の時間・位置と合うか確かめる。

たとえばpreviewを「前を見る」とだけ覚えるより、「公開という基準より前にviewする」と説明できる方が、新しい文でも使えます。

よくある間違い

接頭辞だけを訳して、何を基準にした前後なのかを考えないと意味がぼやけます。preheatなら「加熱の前」ではなく、「本番の調理より前にheatする」です。

また、fore-を数字のfourと混同しないようにします。foreseeは「4つ見る」ではなく、出来事を前もって予想する語です。

自分で確かめよう

確認1:preheatでは、何より前にheatしますか。本番の調理や焼く作業より前にheatします。だから「予熱する」です。
確認2:post-game meetingはいつ行われますか。基準となるgameの後に行われます。
確認3:forecastのfore-はどんな方向を表しますか。未来の出来事を前もって見通すという時間の方向を表します。

まとめと次の一歩

pre-は基準より前、post-は基準より後、fore-は前方や前もってという方向を示します。必ず語根と基準を確認してから意味を絞ります。

次は、over-、under-、mis-を使って、量の過不足や行為の誤りを読み取ります。

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