pre-・post-・fore- で時間と位置をつかもう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、re-が「再び」と「元へ戻る」という二つの方向を持つことを学びました。今回は、語の先頭にあるpre-、post-、fore-から、出来事の時間や位置を予測します。
目標は、接頭辞を見た瞬間に日本語訳を決めることではありません。「何より前か、何より後か」を語根と文脈から言えるようになることです。
例でつかむ:pre-は「前もって・前の」
We had a preview of the new movie.
preview は pre- + view と考えられます。viewは「見ること」、pre-は「前もって」なので、映画の公開前に見る「試写、予告」の方向へ意味を絞れます。
Please preheat the oven before baking the bread.
preheat は、パンを焼く前にovenをheatすることです。before bakingも同じ時間関係を示しています。
post-は「後の」
The team held a post-game meeting.
post-game はgameの後です。試合後のmeetingだと分かります。post-は、ある基準となる出来事の後ろに時間を置きます。
fore-は「前方・前もって」
The weather report forecast heavy rain.
forecast は未来の天気を前もって見通して述べることです。fore-には「前方」や「前もって」という方向があります。
forehead ならheadの前面、foresee なら起こる前にseeすることです。ただし、foreとfourは音が似ても意味が違います。
基準となる出来事を中央に置こう
読み方の手順
- 接頭辞の後ろに意味のある語根が残るか確認する。
- 基準になる出来事・物を探す。
- 「その前」「その後」「前方」「前もって」のどれかを仮に入れる。
- 文全体の時間・位置と合うか確かめる。
たとえばpreviewを「前を見る」とだけ覚えるより、「公開という基準より前にviewする」と説明できる方が、新しい文でも使えます。
よくある間違い
接頭辞だけを訳して、何を基準にした前後なのかを考えないと意味がぼやけます。preheatなら「加熱の前」ではなく、「本番の調理より前にheatする」です。
また、fore-を数字のfourと混同しないようにします。foreseeは「4つ見る」ではなく、出来事を前もって予想する語です。
自分で確かめよう
確認1:preheatでは、何より前にheatしますか。
本番の調理や焼く作業より前にheatします。だから「予熱する」です。確認2:post-game meetingはいつ行われますか。
基準となるgameの後に行われます。確認3:forecastのfore-はどんな方向を表しますか。
未来の出来事を前もって見通すという時間の方向を表します。まとめと次の一歩
pre-は基準より前、post-は基準より後、fore-は前方や前もってという方向を示します。必ず語根と基準を確認してから意味を絞ります。
次は、over-、under-、mis-を使って、量の過不足や行為の誤りを読み取ります。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。