LESSON 01

接頭辞・接尾辞を手がかりにする

-er・-or・-ist で人や役割を見つけよう

-er、-or、-istが動作をする人・専門家・関係者を表す語であることを語根と結ぶ

-er・-or・-ist で人や役割を見つけよう

このレッスンの役割と目標

前のレッスンでは、-fulと-lessが性質を表す形容詞を作ることを学びました。今回は、-er、-or、-istから、行為をする人、役割を担う人、専門分野に関わる人を予測します。

目標は、末尾だけで職業名だと決めず、「何をする人か」「どの分野に関わる人か」を語根と文脈から説明できることです。

例でつかむ:-erと-orは「行為をする人・もの」

The reporter interviewed a local farmer.

reporter はreportする人、farmer はfarmで働く人です。動作や活動を表す語根に-erが付き、その行為をする人を表しています。

The inventor showed us a new machine.

inventor はinventする人です。-orも、人や役割を表す名詞を作ることがあります。-erと-orの選択は単純な発音規則だけでは決められないので、よく使う語はまとまりで覚えます。

computerのように、人ではなく働きをする物を表す場合もあります。必ず文の主語・目的語と内容を確認します。

-istは「分野に関わる人」

A scientist studied the water in the lake.

scientist はscienceに関わる人です。artist はartに関わる人、pianist はpianoを演奏する人です。

-istは職業だけとは限りません。ある考え・活動・専門分野に関わる人を広く表すため、文脈から具体的な役割を確かめます。

語根から役割を組み立てる

-er、-or、-istから人や役割を推測する図 語根teach、invent、scienceにそれぞれ-er、-or、-istを加え、teacher、inventor、scientistという役割を作る流れを示す。 語根の活動 + 人・役割を示す接尾辞 teach + -er invent + -or science + -ist teacher教える人 inventor発明する人 scientist科学に関わる人 人か物か、具体的な役割は文の内容で確かめる

-erには比較級もある

teacherの-erは人を表しますが、tallerの-erは「より背が高い」という比較級です。

  • 語根が動作で、人や物を指す名詞の位置にある:worker、reader
  • 形容詞に付き、thanや二者の比較がある:taller、faster

たとえばThis reader is faster than I am.では、readerの-erは読む人、fasterの-erは比較です。同じ文にも両方が現れます。

よくある間違い

-erを見たらすべて比較級だと考えると、teacherやplayerを説明できません。逆に、すべて人だと考えるとtallerを誤ります。語根の種類と文中の役割を確認します。

また、-istを必ず職業と決めるのも危険です。分野・活動・考え方に関わる人という広い仮説から始めます。

自分で確かめよう

確認1:inventorはどのように意味を組み立てますか。inventという行為に、人や役割を表す-orが付き、「発明する人」と考えます。
確認2:fasterの-erが人を表さないと分かる手がかりは何ですか。fastという形容詞に付き、二つを比べて「より速い」とする比較級だからです。
確認3:computerの-erは必ず人を表しますか。いいえ。計算や情報処理をする物を表します。-erは行為をする人や物という広い役割を持ちます。

まとめと次の一歩

-erと-orは行為をする人・物、-istは分野に関わる人を示す手がかりです。語根と文中の役割を合わせて具体的な意味を決めます。

次は、-tion、-ment、-nessから、動作・結果・状態を名詞としてまとめる働きを読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。