-er・-or・-ist で人や役割を見つけよう
このレッスンの役割と目標
前のレッスンでは、-fulと-lessが性質を表す形容詞を作ることを学びました。今回は、-er、-or、-istから、行為をする人、役割を担う人、専門分野に関わる人を予測します。
目標は、末尾だけで職業名だと決めず、「何をする人か」「どの分野に関わる人か」を語根と文脈から説明できることです。
例でつかむ:-erと-orは「行為をする人・もの」
The reporter interviewed a local farmer.
reporter はreportする人、farmer はfarmで働く人です。動作や活動を表す語根に-erが付き、その行為をする人を表しています。
The inventor showed us a new machine.
inventor はinventする人です。-orも、人や役割を表す名詞を作ることがあります。-erと-orの選択は単純な発音規則だけでは決められないので、よく使う語はまとまりで覚えます。
computerのように、人ではなく働きをする物を表す場合もあります。必ず文の主語・目的語と内容を確認します。
-istは「分野に関わる人」
A scientist studied the water in the lake.
scientist はscienceに関わる人です。artist はartに関わる人、pianist はpianoを演奏する人です。
-istは職業だけとは限りません。ある考え・活動・専門分野に関わる人を広く表すため、文脈から具体的な役割を確かめます。
語根から役割を組み立てる
-erには比較級もある
teacherの-erは人を表しますが、tallerの-erは「より背が高い」という比較級です。
- 語根が動作で、人や物を指す名詞の位置にある:worker、reader
- 形容詞に付き、thanや二者の比較がある:taller、faster
たとえばThis reader is faster than I am.では、readerの-erは読む人、fasterの-erは比較です。同じ文にも両方が現れます。
よくある間違い
-erを見たらすべて比較級だと考えると、teacherやplayerを説明できません。逆に、すべて人だと考えるとtallerを誤ります。語根の種類と文中の役割を確認します。
また、-istを必ず職業と決めるのも危険です。分野・活動・考え方に関わる人という広い仮説から始めます。
自分で確かめよう
確認1:inventorはどのように意味を組み立てますか。
inventという行為に、人や役割を表す-orが付き、「発明する人」と考えます。確認2:fasterの-erが人を表さないと分かる手がかりは何ですか。
fastという形容詞に付き、二つを比べて「より速い」とする比較級だからです。確認3:computerの-erは必ず人を表しますか。
いいえ。計算や情報処理をする物を表します。-erは行為をする人や物という広い役割を持ちます。まとめと次の一歩
-erと-orは行為をする人・物、-istは分野に関わる人を示す手がかりです。語根と文中の役割を合わせて具体的な意味を決めます。
次は、-tion、-ment、-nessから、動作・結果・状態を名詞としてまとめる働きを読みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。