LESSON 01

十年後の社会はどう変わる?

未来予測と願い・予言を区別しよう

統計と仮定を使う予測を、根拠のない断定から見分けます。

このレッスンの役割

このコースの入口です。現代社会は変化が速く、答えを暗記するだけでは足りません。まず、未来について書かれた文を「予測」「目標」「単なる予言」に分ける力をつけます。

今日の問い

十年後の社会について、どこまで根拠をもって語れるのでしょうか。

三つを区別する

種類 確かめること
予測 現在の出生数が続けば生徒数が減る 資料、計算、仮定
目標 2030年までに排出量を減らす 誰が決めたか、達成手段
予言・断定 AIがすべての仕事を奪う 根拠と条件があるか

予測には必ず仮定があります。「現在の傾向が続くなら」「この政策を行わないなら」という条件を探します。条件が変われば結果も変わります。

根拠ある未来予測の組み立て現在の資料と仮定から予測を作り、新しい資料で修正する循環。現在の資料統計・事実条件・仮定何が続くか複数の予測必要なら修正

資料の信頼性

発信者、調査方法、対象人数、調査時期、単位を確認します。折れ線が伸びていても、途中で制度や技術が変われば同じ傾向が続くとは限りません。

「未来は分からない」から考えなくてよいのではなく、不確実だから複数の可能性と備えを考えます。

よくある誤解

グラフを延長すれば必ず未来が当たる、とは限りません。予測は条件つきで、外れたときは仮定と新資料を見直します。

自分で確かめよう

三つの未来文を自分で作り、予測・目標・予言に分類します。予測には根拠資料と仮定を一つずつ書いてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。