このレッスンの役割
このコースの入口です。現代社会は変化が速く、答えを暗記するだけでは足りません。まず、未来について書かれた文を「予測」「目標」「単なる予言」に分ける力をつけます。
今日の問い
十年後の社会について、どこまで根拠をもって語れるのでしょうか。
三つを区別する
| 種類 | 例 | 確かめること |
|---|---|---|
| 予測 | 現在の出生数が続けば生徒数が減る | 資料、計算、仮定 |
| 目標 | 2030年までに排出量を減らす | 誰が決めたか、達成手段 |
| 予言・断定 | AIがすべての仕事を奪う | 根拠と条件があるか |
予測には必ず仮定があります。「現在の傾向が続くなら」「この政策を行わないなら」という条件を探します。条件が変われば結果も変わります。
資料の信頼性
発信者、調査方法、対象人数、調査時期、単位を確認します。折れ線が伸びていても、途中で制度や技術が変われば同じ傾向が続くとは限りません。
「未来は分からない」から考えなくてよいのではなく、不確実だから複数の可能性と備えを考えます。
よくある誤解
グラフを延長すれば必ず未来が当たる、とは限りません。予測は条件つきで、外れたときは仮定と新資料を見直します。
自分で確かめよう
三つの未来文を自分で作り、予測・目標・予言に分類します。予測には根拠資料と仮定を一つずつ書いてください。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。