LESSON 01

マスメディアと世論

世論調査の数字を正しく読もう

対象・抽出・質問文・回答率・誤差を確認し、支持率を断定しすぎない力をつけます。

このレッスンの役割

ニュースの選択を学んだので、次は報道で頻出する世論調査を読みます。数字があるだけで正確と思わず、調べ方を確認します。

今日の問い

1000人の回答から、日本中の意見を推定できるのはなぜでしょうか。

標本調査

全員を調べる全数調査ではなく、母集団から一部の標本を選んで全体を推定します。重要なのは人数だけでなく、偏りなく選べているかです。

確認項目 問い
母集団 誰の意見を知りたいか
抽出方法 無作為に選んだか
調査方法 電話、ネット、面接か
質問文 誘導や前提がないか
選択肢 必要な回答があるか
回答率 答えない人に偏りはないか
調査時期 大事件の前後か

母集団から標本を選び推定する多数の点からなる母集団から無作為に一部を選び、結果と誤差を含めて母集団へ推定する。母集団無作為抽出標本の結果推定値 ± 誤差

支持率が1ポイント違っても、標本誤差の範囲なら「逆転」と断定できない場合があります。複数回の傾向を見ます。

よくある誤解

回答者数が多ければ偏りが消える、とは限りません。ネット利用者だけなど選び方が偏れば、大人数でも全体を代表しません。

自分で確かめよう

架空の世論調査を七項目で点検し、結果を断定せず誤差を含めた一文へ書き換えてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。