LESSON 01

対立から合意をつくる

対話と熟議は何を変えるのか

発言機会・根拠・質問・修正を備えた話合いの手順を学びます。

このレッスンの役割

対立を分解できたので、次は話合いの質を高めます。単に順番に意見を言うのではなく、根拠を交換し案を修正する熟議を学びます。

今日の問い

全員が発言しただけで、公平な話合いになったと言えるでしょうか。

熟議の六手順

  1. 問いと決められる範囲を明確にする
  2. 共通の事実資料を確認する
  3. 立場ごとの経験と価値を聞く
  4. 相手の理由へ質問する
  5. 複数案と影響を比較する
  6. 決定理由・少数意見・見直し条件を記録する

熟議で案が改善される流れ最初の案Aと案Bから、資料、質問、当事者の経験を通じて修正案Cが生まれる。最初の案A最初の案B資料・質問経験の交換修正案C理由を記録

発言時間が同じでも、専門用語、会議時刻、障害、言語、権力関係で参加しにくい人がいます。事前資料、匿名意見、通訳、休憩、小グループなどを用意します。

よくある誤解

妥協は双方が同じだけ我慢すること、とは限りません。重大な人権侵害を妥協で認めることはできません。

自分で確かめよう

熟議の司会計画を六手順で作り、参加しにくい人への支援と、人権上譲れない条件を答えてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。