LESSON 01

家族・地域社会の変化

家事・育児・介護は誰の仕事なのか

無償のケア労働を可視化し、家庭・企業・政府の分担を考えます。

このレッスンの役割

世帯構成を読めるようになったので、家族の中で行われる家事・育児・介護を考えます。次の地域社会では、家庭だけで支え切れないケアをどう分担するかへ進みます。

今日の問い

賃金が支払われない家事やケアは、社会や経済にとって「仕事ではない」のでしょうか。

無償労働を見えるようにする

食事、掃除、洗濯、子どもの世話、介護、予定管理などは生活と就業を支えます。賃金がなくても時間と技能が必要です。

観点 確認する資料
男女差 一日の家事・育児時間
世代差 子育て期、介護期
就業への影響 就業率、離職、短時間勤務
経済的価値 外部サービスへ頼んだ場合の費用
心身への影響 睡眠、自由時間、健康

ケアを分担する四つの主体家庭、企業、地域、政府が中央の育児・介護・家事を支える。家事・育児介護家族企業・職場地域政府・制度

分担は「家庭内」だけではない

育児休業、介護休業、保育所、介護保険、学童、地域の見守りなど、企業・政府・地域も支えます。家族の愛情に任せるだけでは、担い手が就職・学習・健康を失う場合があります。

よくある誤解

家事分担を「手伝う/手伝ってもらう」とだけ表現すると、特定の人が本来の担当だという前提が残ります。生活に必要な共同責任として考えます。

自分で確かめよう

家庭のケアを五つ挙げ、時間の統計で比較する方法と、家庭外から支える制度を三つ説明してください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。