LESSON 01

多文化共生とは何だろう

やさしい日本語と多言語情報を使い分けよう

命と権利に関わる情報を、短く具体的に伝え、理解を確認する方法を学びます。

このレッスンの役割

権利があっても、情報を理解できなければ利用できません。ここでは行政・医療・防災で使う、やさしい日本語と多言語情報を実際に設計します。

今日の問い

難しい日本語をひらがなにするだけで、情報は分かりやすくなるでしょうか。

やさしい日本語の原則

  1. 一文を短くする
  2. 一文に一情報
  3. 主語と行動を具体的にする
  4. 二重否定やあいまい語を避ける
  5. 漢字には読みを補う
  6. 図・色・数字を併用する
  7. 相手が理解したか確認する

例:「高台へ速やかに避難してください」 →「つなみが きます。いま すぐ たかい ところへ にげてください。」

方法 向く場面 注意
やさしい日本語 多言語がすぐ用意できない緊急時 日本語初学者には不足
多言語翻訳 法律・医療・手続き 誤訳、更新
ピクトグラム 避難・案内 文化で解釈差
通訳 双方向の重要説明 専門性、秘密保持

情報を伝える三段階情報を短く具体化し、複数手段で届け、相手の理解を確認して修正する。短く具体的に情報を設計日本語・翻訳図で届ける理解を確認必要なら修正

医療や契約では、本人に説明を言い返してもらうなど理解を確認します。「分かりましたか」だけでは、遠慮して「はい」と答える場合があります。

よくある誤解

自動翻訳を通したから正確、とは限りません。専門用語、否定、日時、固有名詞は人が確認します。

自分で確かめよう

学校や避難所の難しい案内を一つ選び、やさしい日本語・図・多言語の三方法で書き換えてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。