このレッスンの役割
権利があっても、情報を理解できなければ利用できません。ここでは行政・医療・防災で使う、やさしい日本語と多言語情報を実際に設計します。
今日の問い
難しい日本語をひらがなにするだけで、情報は分かりやすくなるでしょうか。
やさしい日本語の原則
- 一文を短くする
- 一文に一情報
- 主語と行動を具体的にする
- 二重否定やあいまい語を避ける
- 漢字には読みを補う
- 図・色・数字を併用する
- 相手が理解したか確認する
例:「高台へ速やかに避難してください」 →「つなみが きます。いま すぐ たかい ところへ にげてください。」
| 方法 | 向く場面 | 注意 |
|---|---|---|
| やさしい日本語 | 多言語がすぐ用意できない緊急時 | 日本語初学者には不足 |
| 多言語翻訳 | 法律・医療・手続き | 誤訳、更新 |
| ピクトグラム | 避難・案内 | 文化で解釈差 |
| 通訳 | 双方向の重要説明 | 専門性、秘密保持 |
医療や契約では、本人に説明を言い返してもらうなど理解を確認します。「分かりましたか」だけでは、遠慮して「はい」と答える場合があります。
よくある誤解
自動翻訳を通したから正確、とは限りません。専門用語、否定、日時、固有名詞は人が確認します。
自分で確かめよう
学校や避難所の難しい案内を一つ選び、やさしい日本語・図・多言語の三方法で書き換えてください。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。