LESSON 01

家族・地域社会の変化

世帯の統計から家族の変化を読もう

単身・核家族・三世代などの世帯構成を、家族そのものと区別して読みます。

このレッスンの役割

少子高齢化を学んだので、次は家族と世帯の変化を扱います。最初に統計用語を正確にし、「昔の家族/今の家族」という思い込みを避けます。

今日の問い

世帯人数が小さくなることと、家族のつながりが弱くなることは同じでしょうか。

家族と世帯

家族は婚姻・血縁・養育などの関係を表す言葉です。世帯は住居と生計をともにする人々を統計上まとめた単位です。離れて暮らす家族は別世帯でも、家族関係がなくなるわけではありません。

世帯の型 増減に関わる要因
単独世帯 一人暮らし 未婚化、高齢化、進学就職
核家族世帯 夫婦、親と子 都市化、住居、就業
三世代世帯 祖父母・親・子 地域、住居、ケア
ひとり親世帯 親と子 離婚、死別、非婚
その他 友人との共同居住など 生活様式の多様化

家族関係と世帯の違い二つの住居に分かれて暮らす親世帯と子世帯を家族関係の線が結び、家族と世帯が異なることを示す。世帯A世帯B家族関係

統計を読む注意

世帯数が増えて平均世帯人数が減る場合があります。総人口が増えたとは限りません。単独世帯の増加も、若者だけでなく高齢者の一人暮らしを含みます。年代と地域で分けます。

よくある誤解

核家族は現代になって初めて生まれた家族形態、とは限りません。統計上の割合や暮らし方が変化したのであり、歴史上にも核家族は存在しました。

自分で確かめよう

家族と世帯を一文ずつ説明し、平均世帯人数が減る三つの理由を挙げてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。