LESSON 01

持続可能な社会の選択

目標を指標で測り、グリーンウォッシュを見抜こう

結果指標・基準年・範囲・ライフサイクルを確認し、環境主張を検証します。

このレッスンの役割

政策の利点と副作用を考えたので、次は目標が実際に達成されたかを測ります。「環境配慮」という言葉ではなく、指標と範囲を確認します。

今日の問い

企業が「排出量を50%削減」と発表したとき、何を確認すれば成果を評価できるでしょうか。

数字の六確認

  1. 何を測ったか
  2. 基準年はいつか
  3. 絶対量か、製品一個当たりか
  4. 自社だけか、原料・物流・利用・廃棄も含むか
  5. 実測か推計か
  6. 第三者が検証したか

製品のライフサイクル全体原料、生産、輸送、使用、廃棄と再資源化を順につなぐ。原料生産輸送使用廃棄・再資源化

グリーンウォッシュは、実際の環境改善より大きく見せる表示や広報です。曖昧語、対象範囲の狭さ、都合のよい基準年、一部商品だけの強調に注意します。

指標の組合せ

排出量だけでなく、エネルギー量、再生可能比率、廃棄量、資源循環率、健康被害、費用、低所得者への影響を組み合わせます。

よくある誤解

製品使用時の排出がゼロなら環境負荷がゼロ、とは限りません。原料採掘、生産、発電、廃棄まで見ます。

自分で確かめよう

環境広告を想定し、六確認とライフサイクルで検証し、必要な追加指標を三つ答えてください。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。