LESSON 01

誘導電流の向きと大きさ

速さ・磁石の強さ・巻き数と振れ幅のデータを読もう

速さ・磁石の強さ・巻き数を一条件比較し、誘導電流の大きさを資料から読む。

速さ・磁石の強さ・巻き数と振れ幅のデータを読もう

誘導電流の大きさは、コイルを通る磁界がどれだけ急に変化するかと関係します。表やグラフでは、一条件ずつそろった組を選びます。

このレッスンの役割

第4段階です。方向規則とは分けて、振れ幅の大小をデータから説明します。次へ、符号と大きさを混同する誤答を直す根拠を渡します。

知る:大きくなる代表的な三条件

誘導電流を大きくする三条件磁石を速く動かす、強い磁石を使う、コイルの巻き数を増やすと振れ幅が大きくなる速く動かす変化が急強い磁石N変化量が大巻き数を増やす効果が重なる同じ極・動きなら向きは同じ、振れ幅が変わる

速く動かすと短時間で磁界が変わります。強い磁石は同じ移動でも変化量を大きくし、巻き数が多いと各巻きで生じる働きが重なります。

理解する:データが示す範囲だけ結論にする

速さを2倍にしたとき振れ幅が必ず正確に2倍とは限りません。実験値が比例を示していないなら、「速いほど大きい」と結論づけます。摩擦、移動距離、読み取り誤差にも注意します。

例で使い、よくある誤答を直そう

同じ磁石・同じコイルで、遅いと3目盛、速いと7目盛なら、速い方が大きいと言えます。巻き数まで違う別データを混ぜて、速さだけの効果とするのは誤答です。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:磁石を速く動かすと振れ幅が大きくなるのはなぜですか?コイルを通る磁界が短時間で大きく変化するからです。
確認2:巻き数を増やすとどうなりますか?各巻きに生じる働きが重なり、誘導電流が大きくなります。
確認3:二点だけで正比例と言い切れますか?原点を通る直線関係など十分なデータがなければ言い切れません。

大きさは、速さ・磁石の強さ・巻き数を一条件ずつ比べます。次は方向と大きさを同じ規則で扱う誤解を修正します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。