LESSON 01

誘導電流の向きと大きさ

強さと向きを同じ規則で決める誤解を直そう

方向の反転条件と大きさの条件、検流計の符号と絶対値を区別して誤解を直す。

強さと向きを同じ規則で決める誤解を直そう

誘導電流の向きと大きさは別の判断です。磁石を強くする、速く動かす、符号が負になる、という変化を一つの「増減」で考えると誤ります。

このレッスンの役割

第5段階です。方向規則と大きさの条件を再び分離し、初見の複合表でも最初の判断軸を選べるようにします。

知る:判断表を二列に分ける

向きと大きさの判断表向きは磁極と動き、大きさは速さ、磁石の強さ、巻き数で判断する向き磁極の反転動きの反転大きさ動かす速さ磁石の強さコイルの巻き数負号は向きであり、弱さではない

向きは磁極と動きの反転回数で決めます。大きさは0からの振れ幅で読み、磁界変化の速さや巻き数を見ます。

理解する:典型的な三つの誤解

「速くすると向きも逆」は誤りです。「強い磁石なら必ず右」も、向きを決める動きが抜けています。「-8は+4より小さい」も、符号と絶対値の混同です。

例で使い、よくある誤答を直そう

基準N極接近が+4で、同じ磁石を速く接近させて+7なら、向きは同じで大きさが増えました。S極を同速で遠ざけて+4なら二回反転で向きも大きさも基準と同じです。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:速さを変えると主に何が変わりますか?誘導電流の大きさが変わり、動きの向きが同じなら電流の向きは変わりません。
確認2:負の値は弱い電流を意味しますか?いいえ。負号は基準と反対向きであることを示します。
確認3:向きと大きさを判断する最初の作業は何ですか?問われているのが符号・方向か、0からの振れ幅かを区別します。

方向と大きさを別々に判断すれば、複合条件でも迷いません。次は初見データで両方を統合します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。