LESSON 01

電磁気の実験結果を分析する

結果の型から使う電磁気の法則を選ぼう

測定対象と変化の型から、電流の磁界・磁界中の力・電磁誘導のどの法則を使うか選ぶ。

結果の型から使う電磁気の法則を選ぼう

電磁気の資料を説明するとき、覚えた法則を全部書く必要はありません。何を変え、何が変わったかから、磁界・力・電磁誘導のどれを使うか選びます。

このレッスンの役割

第3段階です。信頼できる結果を、適切な科学モデルへ結びます。次へ表をグラフに変えて数量関係を確かめる基準を渡します。

知る:三つの結果の型

電磁気実験と法則の選択方位磁針、導線の力、検流計の振れから対応する法則を選ぶ方位磁針が変化電流がつくる磁界向き・強さ導線が動く磁界中の電流が受ける力検流計が振れる磁界変化による電磁誘導測った結果から必要な法則を絞る

電流を変えて方位磁針の振れを測るなら、電流がつくる磁界です。磁石の間の導線の動きなら、磁界中の電流が受ける力です。磁石を動かして検流計を読むなら電磁誘導です。

理解する:向きと大きさで法則の使い方を変える

電流や磁界の向きを逆にして結果も反転した表は、方向規則を調べています。電流値を増やして力や振れ幅が増えた表は、大きさの関係を調べています。同じ法則名でも、問われる側面が違います。

結果の傾向だけで因果を断定せず、一条件比較ができているか確認してからモデルで説明します。

例で使い、よくある誤答を直そう

磁石を速く動かすほど検流計の最大振れが大きい表には、「磁界中の電流が受ける力」ではなく、「コイルを通る磁界の変化が急になり、誘導電流が大きくなる」を使います。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:方位磁針の向きが電流で変わる実験に使う考えは何ですか?電流のまわりに磁界が生じるという考えです。
確認2:磁石の間の導線が動く実験に使う考えは何ですか?磁界中の電流が力を受けるという考えです。
確認3:磁石を動かして検流計が振れる実験に使う考えは何ですか?コイルを通る磁界の変化で誘導電流が生じる電磁誘導です。

測った現象と変えた条件から、必要な電磁気の法則を選びます。次は表をグラフへ変え、比例・増加・反転を読み分けます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。