LESSON 01

誘導電流の向きと大きさ

磁極か動きの一方を逆にすると電流も逆になると説明しよう

基準から磁極と動きの反転回数を数え、誘導電流の向きを説明する。

磁極か動きの一方を逆にすると電流も逆になると説明しよう

誘導電流の向きは、実験ごとの右・左を丸暗記しません。基準条件から磁極または動きのどちらを反転したか数えると整理できます。

このレッスンの役割

第3段階です。一条件比較の結果を方向規則へまとめます。次へ、向きとは別に振れ幅のデータを読む基準を渡します。

知る:一回反転なら逆、二回反転なら元

磁極と動きの反転表N極接近を基準に、磁極か動きの一方を反転すると逆、両方なら同じ向きN極・近づける基準:+S極・近づける一回反転:-N極・遠ざける一回反転:-S極・遠ざける二回反転:+反転回数を数える+・-は端子の基準であり、普遍的な左右ではない

N極を近づける場合を基準にします。磁極だけSへ変えると逆、動きだけ遠ざけるへ変えても逆です。両方を変えると二回反転するため、基準と同じ向きです。

理解する:変化のしかたが逆になる

磁極を変える、または接近と遠離を変えると、コイルを通る磁界の変化のしかたが逆になります。そのため誘導電流も逆になります。速さだけを変えても変化の向きは同じなので、電流の向きは変わりません。

例で使い、よくある誤答を直そう

基準がN極接近で右振れなら、S極遠離は二条件反転なので右振れです。「S極だから必ず左」は、動きの条件を見落とした誤答です。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:磁極だけを変えると誘導電流はどうなりますか?向きが逆になります。
確認2:磁極と動きを両方逆にするとどうなりますか?二回反転するので基準と同じ向きです。
確認3:速さだけを変えると向きは変わりますか?変わりません。変わるのは主に電流の大きさです。

方向は、基準から磁極と動きの反転回数で判断します。次は速さ・磁石の強さ・巻き数が振れ幅へ与える影響を読みます。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。