LESSON 01

コイルがつくる磁界

コイルの内側と外側で磁界を観察しよう

コイルの内側・両端・側面でN極を記録し、一つにつながる磁界を観察します。

コイルの内側と外側で磁界を観察しよう

コイルの端だけを調べても、磁界の全体像は分かりません。中心軸上、両端の外側、側面の複数地点で方位磁針のN極を記録し、一つにつながる磁界を調べます。

このレッスンの役割

第2段階です。前に予想した棒磁石状の磁界を観察で確かめます。位置・電流・視点を固定する技能を身につけ、次へ一巻きごとの磁界が重なる説明を渡します。

知る:軸上と外側を同じ図へ記録する

コイル周囲の五つの観測点コイル内部の中心と左右の軸上、上側と下側に方位磁針を置く内側・両端・側面を同じ配置で測る

コイルを固定し、電流を流す前後で各地点のN極を記録します。次に電流方向だけを逆にし、すべての地点で向きが反転するか確かめます。方位磁針を置く位置と高さは印を付けて再現します。

理解する:内外の矢印を一本の流れとして読む

内側の矢印が右へそろうとき、外側は右端から出て左端へ戻ります。内側と外側を別々の磁界と思わず、閉じた磁力線の一部としてつなぎます。

電流値やコイル位置を途中で変えると方向比較ができません。通電は測定時だけ短時間にし、発熱を防ぎます。

例で使い、よくある誤答を直そう

中心だけ右向きと測り「右端がN極」と結論する前に、右端外側でもN極が外へ向くか確認します。複数地点が同じモデルへ一致すると、結論の根拠が強くなります。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:最低でもどの場所を観察しますか?コイル内部、両端の外側、側面など複数地点です。
確認2:電流反転の比較で固定するものは?コイルと方位磁針の位置、電流の大きさ、観察する側です。
確認3:通電を短時間にする理由は?コイルや電源の発熱を防ぎ、安全で同じ条件を保つためです。

内外の観察を一枚へ重ねれば、棒磁石状の磁界を確かめられます。次はなぜ各巻きの磁界がこの形になるか説明します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。