LESSON 01

電磁石の強さを変える条件

表とグラフから電磁石を強める条件を読もう

公平な比較行と複数回の測定から、電磁石を強める条件とばらつきを読み取ります。

表とグラフから電磁石を強める条件を読もう

電磁石の資料では、電流・巻き数・鉄心・クリップ数が同じ表に並びます。まず一条件だけが違う行を選び、ばらつきも含めて結論を出します。

このレッスンの役割

第4段階です。前の因果モデルを実験データへ使います。公平な比較、平均、例外値の扱いを学び、次へ「電池個数だけ」で判断する誤りを直す力を渡します。

知る:同じ条件に印を付ける

巻き数とクリップ数の実験表電流0.5アンペアと鉄心ありを固定し、100回と200回巻きの3回の結果を比較する巻き数電流1回目2回目3回目1000.5 A5652000.5 A9109電流を固定し、複数回の傾向を比べる

比較する二行で同じ欄へ線を引き、違う欄を一つだけ残します。結果は一回だけでなく複数回を見ます。100回巻きが5,6,5個、200回巻きが9,10,9個なら、ばらつきがあっても全体として200回巻きが多いと読めます。

理解する:測定値と磁界の強さを区別する

クリップ数は離散的で、接触の仕方でも1個程度変わります。平均や範囲を使って傾向を見ます。ただし「10個=磁界10」という意味ではありません。同じ装置内で相対比較する指標です。

例で使い、よくある誤答を直そう

一回だけ100回巻きが7個、200回巻きが6個でも、残りの試行が逆の傾向なら、その一回だけで規則を否定しません。測定手順を確認し、再測定します。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:比較できる二行の条件は?調べる一条件だけが違い、他の条件が同じことです。
確認2:複数回測る理由は?クリップの接触などによるばらつきを見て、安定した傾向を判断するためです。
確認3:クリップ10個は磁界10という単位ですか?いいえ。この実験での相対的な強さの指標です。

公平な行と複数回の傾向を読めば、原因をデータで支えられます。次は電池個数や巻き数だけで決めつける誤りを直します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。