LESSON 01

発電機の仕組み

手回し発電機の回す向きと速さを安全に比べよう

手回し発電機を安全に扱い、回す向きと速さを一条件ずつ変えて電流を比較する。

手回し発電機の回す向きと速さを安全に比べよう

手回し発電機は、回す向きで電流の向きが変わり、回す速さで出力が変わります。装置を傷めず、公平に比べる手順を身につけます。

このレッスンの役割

第2段階です。前に捉えた発電現象を、再現できる観察へ変えます。操作と結果を記録し、次へ回転と磁界変化を結ぶ証拠を渡します。

知る:接続と操作を確認する

手回し発電機の比較実験発電機を検流計またはLEDへつなぎ、回す向きと速さを一つずつ変える手回し発電機検流計無理に回さない端子を短絡しない一条件だけ変更

最初にハンドルが滑らかに動くか、導線が正しくつながっているか、検流計のゼロ点を確認します。二台の発電機をつなぐ場合も、急に強く回しません。LEDには向きがあり、逆向きでは光らないことも記録します。

理解する:向きと速さを別に調べる

回す向きの影響では、速さと接続をそろえます。速さの影響では、同じ向き、同じ時間、同じ負荷で回します。向きは検流計の左右、出力の大きさは最大振れや明るさで比べます。

負荷を豆電球からLEDへ変えると、部品の性質まで変わります。回す速さと負荷を同時に変えた結果から、速さだけの効果は決められません。

例で使い、よくある誤答を直そう

時計回りで+4目盛、反時計回りで-4目盛なら、回す向きを逆にすると電流方向が逆になると分かります。同じ向きでゆっくり+2、速く+6なら、向きは同じで出力が大きくなったと読めます。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:回す向きの影響を調べるとき、何をそろえますか?速さ、接続、負荷、測定方法をそろえます。
確認2:速さの影響では何を変えますか?回す速さだけを変えます。
確認3:強く無理に回してはいけないのはなぜですか?歯車や接続機器を傷めたり、過大な電流を生じさせたりするおそれがあるからです。

回す向きと速さを分けて比較すれば、電流の向きと出力の違いを説明できます。次は内部のコイルを通る磁界の変化をモデル化します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。