LESSON 01

直流と交流を比べよう

電池と発電機の電流の違いを波形で見つけよう

電池と回転発電機の波形を比べ、直流は一定方向、交流は周期的に反転すると捉える。

電池と発電機の電流の違いを波形で見つけよう

電池と回転する発電機は、どちらも電気器具へエネルギーを渡せます。しかし電流の向きを時間で追うと、電池はほぼ一定方向、発電機は周期的に反転するという違いがあります。

このレッスンの役割

「発電機の仕組み」で見た正負の波形を、直流と交流という二種類へ整理する第1段階です。波形から違いを発見し、次へ安全な観察方法を渡します。

知る:0の上下は電流の向き

直流と交流の波形比較直流はゼロより上で一方向、交流はゼロを越えて正負を繰り返す直流:向きが一定交流:向きが周期的に変化縦軸の正負は基準に対する向き

時間がたっても波形が0の同じ側にある電流を直流と呼びます。時間とともに0の上下を往復し、向きが周期的に変わる電流を交流と呼びます。

理解する:向きと大きさを分ける

直流の定義は「向きが一定」です。電池が消耗すれば大きさは変化しても、向きが反転しなければ直流です。交流は大きさが変わるだけでなく、正負が入れ替わります。

回転発電機では、コイルを通る磁界の変化が半回転ごとに逆になるため、誘導電流も反転します。

例で使い、よくある誤答を直そう

波形Aが+3から+2へゆっくり下がっても、0を越えなければ向きは一定なので直流です。波形Bが+3、0、-3、0を繰り返すなら交流です。「大きさが変われば交流」は誤答です。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:直流の特徴は何ですか?電流の向きが時間がたっても一定であることです。
確認2:交流の特徴は何ですか?電流の向きと大きさが周期的に変化することです。
確認3:大きさが少し変わる電池の電流は必ず交流ですか?いいえ。向きが一定なら直流です。

波形が0を越えて向きを反転するかが直流と交流の中心的な違いです。次は低電圧の教材用電源で安全に観察します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。