電池と発電機の電流の違いを波形で見つけよう
電池と回転する発電機は、どちらも電気器具へエネルギーを渡せます。しかし電流の向きを時間で追うと、電池はほぼ一定方向、発電機は周期的に反転するという違いがあります。
このレッスンの役割
「発電機の仕組み」で見た正負の波形を、直流と交流という二種類へ整理する第1段階です。波形から違いを発見し、次へ安全な観察方法を渡します。
知る:0の上下は電流の向き
時間がたっても波形が0の同じ側にある電流を直流と呼びます。時間とともに0の上下を往復し、向きが周期的に変わる電流を交流と呼びます。
理解する:向きと大きさを分ける
直流の定義は「向きが一定」です。電池が消耗すれば大きさは変化しても、向きが反転しなければ直流です。交流は大きさが変わるだけでなく、正負が入れ替わります。
回転発電機では、コイルを通る磁界の変化が半回転ごとに逆になるため、誘導電流も反転します。
例で使い、よくある誤答を直そう
波形Aが+3から+2へゆっくり下がっても、0を越えなければ向きは一定なので直流です。波形Bが+3、0、-3、0を繰り返すなら交流です。「大きさが変われば交流」は誤答です。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:直流の特徴は何ですか?
電流の向きが時間がたっても一定であることです。確認2:交流の特徴は何ですか?
電流の向きと大きさが周期的に変化することです。確認3:大きさが少し変わる電池の電流は必ず交流ですか?
いいえ。向きが一定なら直流です。波形が0を越えて向きを反転するかが直流と交流の中心的な違いです。次は低電圧の教材用電源で安全に観察します。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。