LESSON 01

誘導電流の向きと大きさ

針の向きと振れ幅が変わる現象を分けて見よう

検流計の符号と0からの振れ幅を分け、誘導電流の向きと大きさを別々に読む。

針の向きと振れ幅が変わる現象を分けて見よう

検流計の針には二つの情報があります。0から右か左かは誘導電流の向き、0からどれだけ離れたかは大きさです。この二つを分けると、実験結果を正確に読めます。

このレッスンの役割

「電磁誘導を観察しよう」から受け取った針の振れを、向きと大きさという二つの問いへ分ける第1段階です。次へ、一条件だけを変える比較方法を渡します。

知る:符号と振れ幅を別々に読む

検流計の向きと振れ幅左への小さな振れ、ゼロ、右への大きな振れを示す左向き・小右向き・大向き=左右 大きさ=0からの距離

右・左は端子のつなぎ方で決まる基準です。右だから強い、左だから弱いとは限りません。振れ幅は0からの距離で比べます。

理解する:二つの問いを混ぜない

磁石を入れる向きや極を変えると、針の左右が変わることがあります。動かす速さなどを変えると、同じ側でも振れ幅が変わります。方向を問うときは符号、大きさを問うときは絶対的な振れ幅を見ます。

例で使い、よくある誤答を直そう

実験Aが+3目盛、Bが-6目盛なら、向きは反対で、大きさはBがAの2倍です。「-6は-3より小さいから電流も小さい」は誤答です。負号は向き、6という距離が大きさを表します。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:針の左右は何を表しますか?誘導電流の向きを表します。
確認2:振れの大きさはどう比べますか?0から針までの距離、つまり目盛の絶対値で比べます。
確認3:+2と-5では、どちらの電流が大きいですか?-5の方です。向きは反対で、大きさは5目盛です。

針の符号と振れ幅を分ければ、向きと大きさを混同しません。次は磁極・動き・速さを一つずつ変えて比較します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。