初見のコイル図から磁界と極を統合判断しよう
入試では、コイルが横向きとは限らず、点・十字を使った断面図や、導線の一部が隠れた斜視図で示されます。電流経路を復元し、内部磁界、極、反転後の変化を順に判断します。
このレッスンの役割
このセクションの到達確認です。観察、磁界の重なり、右手、視点修正を統合します。次の「電磁石の強さを変える条件」へ、向きと強さを分けて考える力を渡します。
知る:図を四段階で翻訳する
①電池の+極から電流を追う、②指定端から巻線の回り方を読む、③右手四本の指を合わせる、④親指から内部磁界とN極側を決め、外側の磁力線をN→Sへ描きます。
理解する:反転で変わるものと変わらないもの
電池を逆につなぐと電流方向、内部磁界、N/S極、方位磁針の向きはすべて反転します。コイルの形、巻き数、電流の大きさが同じなら、磁界の形と強さの大小は変わりません。
例で使い、よくある誤答を直そう
右端から見て電流が時計回りなら右端はS極側、反対の左端がN極側です。外側の磁力線は左端から出て右端へ入ります。
誤答「電池を逆にすると強さもマイナス」は、向きと大きさを混同しています。向きは反転しますが、電流の大きさが同じなら磁界の強さは同程度です。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:初見図で最初に追うものは?
電池の+極から出る電流の経路です。確認2:親指から何が分かりますか?
コイル内部の磁界方向とN極側です。確認3:電池反転で変わるものを二つ挙げてください。
電流方向、内部磁界方向、N/S極、方位磁針の向きのうち二つです。コイル図は電流経路、右手、極、外側磁力線の順で解けます。次は電流値・巻き数・鉄心が磁界の強さをどう変えるか調べます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。