入試問題を磁界・力・誘導の小問へ分解しよう
電磁気の総合問題は、装置が複雑でも、使う考えは「電流が磁界をつくる」「磁界中の電流が力を受ける」「磁界の変化が電流を生む」の組合せです。最初に問題を小さな仕事へ分けます。
このレッスンの役割
「電流と磁界」コース最終セクションの第1段階です。実験分析から受け取った変数整理を、入試問題の構造整理へ広げます。次へ図への書き込みを渡します。
知る:入力・相互作用・出力に分ける
装置を電源、磁石・コイル、測定器、動く部分へ分けます。次に各設問が向き、大きさ、エネルギー、実験設計のどれを問うか印を付けます。
理解する:設問順ではなく依存関係で解く
後の設問に必要な方向や基準値を、前の設問で求める構造があります。先に既知と未知を整理し、磁界→電流→力のような依存順で解きます。すべてに同じ法則を当てはめません。
例で使い、よくある誤答を直そう
電磁石が導線を動かし、その動きで別のコイルに電流が生じる装置なら、①電磁石の磁界、②導線が受ける力、③磁界変化による誘導電流の三段階です。「電池が別のコイルへ直接電流を送った」は途中の因果を飛ばしています。
自分で確かめ、まとめて次へ進もう
確認1:複合装置を最初に何へ分けますか?
入力、磁界との相互作用、出力へ分けます。確認2:設問は必ず番号順に解くべきですか?
いいえ。既知・未知と依存関係を確認し、必要なら解きやすい設問から進めます。確認3:誘導電流を問う設問で探す変化は何ですか?
コイルを通る磁界の時間変化です。複合問題を小さな因果へ分ければ、使う法則を選べます。次は点・十字・磁力線・端子を図へ書き込みます。
クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。