LESSON 01

電流と磁界の入試総合

複数の表・波形・条件変更を一つずつ処理しよう

基準条件を選び、方向・大きさ・周期を分けて複数の表と波形を統合する。

複数の表・波形・条件変更を一つずつ処理しよう

総合問題では、実験表、装置図、波形が同時に示されます。基準条件を一つ選び、変化した条件を一つずつ処理すると、方向と大きさを混同しません。

このレッスンの役割

第4段階です。因果の鎖を複数資料へ使い、定性判断と簡単な計算を一つの答案へまとめます。次へ典型的な混同を直す根拠を渡します。

知る:資料を共通の基準で結ぶ

複数資料を処理する順番基準条件、方向の反転、大きさの条件、波形確認の順に処理する1 基準条件既知の結果2 方向反転回数3 大きさ速さ・強さ4 波形周期・振幅一度に二条件を変えず、中間条件を経由する負号=方向、絶対値=大きさ、横幅=周期

表から装置・端子が同じ基準行を選びます。磁極や動きの反転回数で方向を決め、速さ・磁石の強さ・巻き数で大きさを決めます。最後に波形の正負、振幅、周期と照合します。

理解する:資料ごとに読む量を固定する

波形の縦方向は電流や電圧の向きと大きさ、横方向は時間です。表の-8は反対方向で大きさ8です。周期Tと周波数fはf=1÷Tで結びます。

複数条件が同時に違う場合、条件A→中間B→条件Cと一つずつ比較します。直接比べて原因を一つに決めません。

例で使い、よくある誤答を直そう

N極接近・遅い操作が+3目盛を基準とします。S極遠離・速い操作は、磁極と動きが二回反転するので正方向、速いので3目盛より大きいと予測します。「三条件が違うから何も言えない」ではなく、方向と大きさを分けます。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:複数資料で最初に選ぶものは何ですか?装置・端子が共通で結果が既知の基準条件です。
確認2:波形の振幅と周期は何を表しますか?振幅は0からの大きさ、周期は同じ変化を一回繰り返す時間です。
確認3:二条件が同時に変わる場合はどうしますか?中間条件を使い、一条件ずつ影響を処理します。

基準→方向→大きさ→波形の順なら複数資料を統合できます。次は向き・大きさ・エネルギーを混同する誤答を修正します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。