LESSON 01

直線電流のまわりの磁界

紙面の表裏と右左を混同する誤りを直そう

視点・記号・右手・接線の順に点検し、立体方向の典型誤答を修正します。

紙面の表裏と右左を混同する誤りを直そう

この単元の誤答は、磁界の知識不足より「どちら側から見たか」のずれで起こりがちです。視点、電流記号、使う手、指定点の順に点検します。

このレッスンの役割

第5段階です。点・十字と右手の規則の誤用を、最初にずれた操作まで戻して直します。最後の初見図へ、立体方向を自己点検する手順を渡します。

知る:四段階の点検表を使う

直線電流の方向問題を点検する四段階視点、点十字、右手、指定点の接線を順に確認する1 視点2 点・十字3 右手4 指定点の接線

最初に紙面の表側から見ると固定します。次に点か十字を言葉へ直し、右手親指を電流へ合わせ、最後に指定点で円へ接する方向を読みます。

理解する:「時計回り」だけでは視点が足りない

同じ立体的な回転でも反対側から見れば時計回りと反時計回りが逆に見えます。したがって「上から見て」「紙面の表側から見て」という視点が必要です。

左手を使う、親指を磁界へ向ける、点と十字を逆に読む、指定点で中心向きを答える、のどれか一つで結果が反転します。

例で使い、よくある誤答を直そう

生徒Aは点を見て右親指を奥へ向けました。最初の誤りは右手の曲げ方ではなく、点を奥向きと読んだ段階です。点=矢先=手前へ戻せば、その後を直せます。

自分で確かめ、まとめて次へ進もう

確認1:「時計回り」と書くとき必ず添える情報は?どちら側から見たかという視点です。
確認2:右手の親指を磁界方向へ向けた誤答はどこへ戻りますか?親指=電流、曲げた指=磁界という役割へ戻ります。
確認3:指定点で中心向きを答えたら何を確認しますか?磁界は円の半径方向ではなく、円への接線方向であることを確認します。

誤答は視点から順に点検すれば最初の原因を特定できます。最後は回転・斜め・強さ比較を含む図へ使います。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。