LESSON 01

光の総合・高校入試

角度表と像の測定表から規則を読み解こう

角度表から反射・全反射を、距離表から実像・虚像を読み、作図で理由を確かめます。

角度表と像の測定表から規則を読み解こう

このレッスンの役割

作図で使った法則を、実験表の数値から読み取ります。角度の表では反射・屈折・全反射を、距離と像の表では凸レンズを扱い、表の傾向を作図の理由へ結びます。

知る・理解する

まず角度表では、角度が法線基準か確かめます。

入射角 反射角 屈折角 屈折光
20° 20° 28° あり
30° 30° 45° あり
40° 40° なし なし
50° 50° なし なし

入射角と反射角は常に等しいと読めます。屈折角が入射角より大きいので、光は法線から離れる側へ曲がっています。30°では屈折し、40°では全反射しているため、臨界角は30°より大きく40°以下の範囲にあります。測定が10°刻みなら、臨界角が40°だと断定はできません。

角度表とレンズの像表を作図へ戻して説明する図 左の角度表から反射と全反射の規則を、右の物体距離表から実像と虚像の範囲を読み、中央の作図確認へつなぐ図 角度の測定表入射角=反射角屈折光が消える境界→ 臨界角の範囲 像の測定表uをf・2fと比較位置・向き・大小→ 実像・虚像の範囲 作図で理由を確認 数値の傾向と光の道筋が一致しているか確かめる

具体例で使う

焦点距離10 cmのレンズで、物体距離30 cmなら2fより外、20 cmなら2f、15 cmならfと2fの間、6 cmなら焦点内です。距離の数字を大きい・小さいだけで見ず、fと2fを境界にします。

物体が30 cmから15 cmへ近づく間は、倒立実像が遠ざかり大きくなります。しかし6 cmではこの傾向を延長せず、正立拡大虚像へ切り替えます。

誤答を直して次の学びへつなげる

屈折角が入射角と同じだと決めてはいけません。等しいのは反射角です。屈折の曲がり方は物質の組合せと進む向きで変わります。

臨界角は、初めて「屈折光なし」と測った角そのものとは限りません。測定間隔の間に真の境界があるため、実験から言える範囲で答えます。次はこのような取り違えを、最初のずれから修正します。

自分で確かめよう

確認1:30°で屈折光あり、40°でなしなら、臨界角はどの範囲ですか。30°より大きく40°以下の範囲です。追加測定なしに40°と断定はできません。
確認2:焦点距離8 cm、物体距離12 cmの像を判断してください。8 < 12 < 16なので物体はFと2Fの間です。反対側の2Fより外に倒立拡大実像ができます。
確認3:表の規則を作図で確認する理由は何ですか。数値を丸暗記せず、光がどの方向へ進み、どこで交わるためその結果になるか説明できるようにするためです。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。