LESSON 01

凸レンズの焦点と光の進み方

平行光線と焦点を通る光線を作図しよう

光軸に平行な光と手前の焦点を通る光について、光路の可逆性を使って通過後の進み方を作図する。

平行光線と焦点を通る光線を作図しよう

このレッスンの役割

「凸レンズの焦点と光の進み方」セクションの第4段階です。前のレッスンで、光軸と左右の焦点を図へ置けるようになりました。今回はその位置を使い、二種類の代表的な光線を作図します。

今日完成させる力は、「光軸に平行な入射光」と「手前の焦点を通る入射光」を見分け、レンズ通過後の光路を描くことです。

知る・理解する

左から光が来る場合、次の二つを使います。

入射光の条件 レンズ通過後
光軸に平行 反対側(右)の焦点を通る
手前(左)の焦点を通る 光軸に平行になる

二つは光路の可逆性でつながっています。光は同じ道筋を逆向きにも進めるため、平行光→焦点を逆にたどれば、焦点→平行光になります。

平行光線と焦点を通る光線の作図上段は光軸に平行な光が反対側焦点へ、下段は手前焦点を通る光が光軸に平行に出る光軸に平行反対側焦点へ手前焦点を通る光軸に平行

作図では、光の進む向きを最初に矢印で確認します。「手前」と「反対側」は紙の左・右で暗記せず、入射光が来る側と出る側で決めます。図が左右反転しても同じ規則を使えます。

具体例で使う

光が右から左へ進む図なら、右側が手前、左側が反対側です。光軸に平行な入射光は、レンズを通ったあと左の焦点を通ります。右の焦点を使うと、光の進行方向と規則が合いません。

逆に、右の焦点を通ってレンズへ入る光は、通過後に左向きで光軸と平行になります。作図後は、逆向きにたどってももう一方の規則になるか確認できます。

誤答を直して次の学びへつなげる

「平行」とは紙の横向きではなく、光軸に平行という意味です。光軸が斜めなら代表光線も斜めになります。また、平行光が通るのは入射側でなく反対側の焦点です。

次はレンズの中心を通る代表光線を加え、入射光の形から三つの規則を選び分けます。

自分で確かめよう

確認1:光軸に平行な入射光はどこを通る?凸レンズ通過後、光の進行方向にある反対側の焦点を通ります。
確認2:手前の焦点を通る入射光はどう出る?凸レンズを通ったあと、光軸に平行に進みます。
確認3:図を左右反転したときも同じ規則を使える?使えます。左・右でなく、光が来る手前側と、通過後の反対側を確認します。

クイズと理解チェックは、アプリで挑戦できます。